総理大臣がダメだから、復興が進まない。
だから退陣を。という論調がかまびすしい。
そんなにダメなのか?
私は、総理およびその周囲の政治家、役人がどんな仕事をしているのかつまびらかではない。東京電力の問題にしても、原発事故が絶望的であることと、社長(およびその他の役員)の報酬がとてつもなく多いということくらいしか知らない。
だから、本当は、誰がどうしているかなんて、マスコミを通じて漏れ聞こえてくる情報を自分で斟酌して、最後は自分の思い込みで考えていくしかない。
そもそも、去年、退陣要求の理由は、復興が進まないからではなく、不景気、北方領土、ダムが問題だった。
こんきも、開始以来、安倍さんが辞め、福田さんが辞め、麻生さんで政権が代わったのに、勝った鳩山さんがまた辞めた。
総理大臣が何度変わっても、結局は同じなような気がする。というか、途中で投げ出さず、辞めずに頑張っている人を辞めさせるそれほどの理由が、どこにあるのだろうか?
現政権が震災の対応をしているのも、巡りあわせ。
総理大臣が変わっても現場で頑張っている人は頑張っているわけで、誰がその人たちに号令をかける(働いてもらう)か。だと思うのだが。
いい加減、足の引っ張りあいは止めたらどうなんだろう。
現地視察が多くて困っていると言われる政治家は、そんなに見に行きたいのなら、私の友人の一人のようにボランティアとして一ヶ月くらい現地に入ったらどうなんだろう。せっかく国会も休会となるわけだし。
なんだか、足を引っ張っている人たちは言行不一致のように思えるし、現政権が本当にそんなに悪いのかと、首をかしげてしまう。
そもそも、政治家とは、一体どんな人たちなんだろう。
あの人達は、一体今、何をしているのだろう。本当の意味での汗をかいているのだろうか?
なんだか、釈然としない。