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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

修行が足りん!

2011年05月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

まずは、今日、ひとつめの講演が終わった。
内科の先生相手に、膠原病関連の病理像の話をした。まあ、いつもどおり、それなりに皆さん「良かった、良くわかりました」と言ってくれた。

私が危惧していたのは自分の引き出しの中身の少なさ。
それなりに年をくっていると、耳年寄りというか、それなりの引き出しのあるタンスにはなるのだが、私のように中身が無いと悲惨なものだ。

引き出しを開けても何も無くちゃ、聴いているほうもさぞかしつまらなかったろうと思うと申し訳なく思う。
反省点はわかっているから、足りなかったところはスライドを足して対応できるが、それは自分自身に対してのみのこと、今日の聴衆に対してフォローする機会はない。

これじゃあダメだ。
場当たり的な絵合わせ病理医の末路はこんなところか。
それでも、やっぱり、前に進むしかない。
今度、自分用のスライドを作ろう!

さて、落ち込んでばかりもいられない。
明日から、7thAPIAP。発表は明後日。
発表原稿は一応できている。
ブラッシュアップもかねて、発表までに、3回は読もう。

ところで、当たり前の話だが、今日の症例にしても、明後日の症例にしても、臨床医のおかげで発表できる。
優秀な臨床医にこの場を借りて、感謝する。

それにしても情けなさすぎるのは私だ。