こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

台湾でかんがえたこと

2011年05月23日 | 日々思うこと、考えること
今回の台湾訪問、あわただしく過ぎてしまった。外国に行ったら、いろいろなことを考えなくてはいけないのに、学会のことだけでほとんど終わってしまったのは、残念。

街は比較的綺麗で、なんとなくモラルが高いのかな?と思わせるような、雰囲気があった。
日本人は礼儀正しいというが、台湾の人も多くは礼儀正しく、夜の繁華街もそれほど心配な気はしなかった。ある意味、昔の日本のよう。

台北駅の周囲はやや古い町並みが残っていたが、市役所の周りの再開発地区はすごく整備されていて驚いた。学会場のすぐそばにはすごいタワービルが建っていた(残念ながら登ることは時間の都合でできなかった)。

大手町から銀座にかけてよりも綺麗な感じだ。やはり大陸ふうの街路整備がなされたということなのだろうか。



電車が地下化されているというのも大きな要因かもしれない。街が静か。
(話がそれるが、東京はガード下。うるさいが、猥雑さと隣り合わせ。帝国ホテルの50m先にはガードがある)

路上喫煙も極端に少ない。法律で規制されているせいもあるが、煙草の臭いに悩まされるということはなかった。レストランはもちろんすべて禁煙。
日本て、なんて喫煙天国なんだろう。情けないというか、なんというか。

タクシーはすべて黄色。色彩が統一されていると安心感がある。

物価は安い。
泊まったホテルも、日本だったら目が飛び出るほどの値段だろうが、1/3くらい。

食事も安く、300円もあれば、お腹いっぱいに食べられる。

台湾の方と話しをすることができたが、中国と台湾、複雑な関係である。
でも、市井の人々はみなさん、礼儀正しく、まじめだ。
平和に共存してもらいたいと、願う。
機会があれば、また行きたい。今度は地方にも足を延ばしたいものだ。