こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ともに白髪の生えるまで

2011年05月28日 | 家族のこと
今年は、ずいぶん早い梅雨入りとなってしまった。
今日は妻の誕生日。バースデイ・ランチにと、都内の高層ビルのレストランに連れ立って行ったのだが、さすがに、視界は悪く、眼下の庭園と林立するタワーマンションしか見えなかった。

それでも、料理はとても美味しく。ランチタイムということもあり、ワインも白と赤それぞれ一杯ずつで済ませ、仕事のことも忘れ、妻と二人、出会った頃の話などして楽しく過ごすことができた。


お互い気がついてみれば50も近くなり、階段の昇り降りも気になるようになってきた。子供たちも私たち夫婦だけで出かけても、文句を言わなくなってきた(もっとも、息子は明後日から中間試験、一足先に試験の終わっている娘はバレーボール部の練習)。子供は親のものではないのであたりまえだが、結局最後は夫婦ふたりに戻って行くのか、と実感する。
共白髪などという言葉があるが、夫婦仲良くするのはもとより、お互い元気でありたいものだ。
逆に言えば、お互いの仲がよく、お互い元気である今を大切にしていたい。

娘が腕に縒りをかけて夕食を作ってくれるというので、ウィンドウショッピングもそこそこに、鎌倉に戻る。
さすがは人気者の妻、花束がいくつか届いていた。

娘の食事も美味しかった。


今日の妻へのお祝いの言葉は、
「お誕生日おめでとう、またひとつ一緒に年をとってくださいね」