先日用を足しているときに、便ふたの裏側の注意書きが目に入った。
そうしたら、なんだか、妙な感じがする。
この便器のふたをなぜ便ふたというのか、大変疑問に思ったが、それはどうやら決まっていることのようで、私が気がついたのはそんなことではない、
その注意書きだが、
とある。
内容は、低温やどけに関するものと、便ふたに関するもの。
読んでいて、なんだかおかしい、どこかおかしいと思って、何度か読み直してみらた、わかった。
割れてけがをするおそれあがります。
おそれあがります。
日本語ではない。というか、あまりにもしっくりくるので、いったん目を離して、
「あれ?どこがちがうんだっけ?」と見直すと、見えなくなってしまうほどだ。
おそれあがります。
どうやると、こういう間違いができるのか。
恐れがあります、とか漢字にしておけばよかったろうに、そうしなかったために違ってしまった。
漢字にしたところで、便ふたの裏側の話だから女性はおそらく誰も気がつくことは無いし、男性であってもまじまじと注意書きを読む人などそうはいないだろう。
さらに、乗るにしても、寄りかかるにしても、閉めた状態で使うしかないであろう便ふたに関する注意書きはここに貼ってあってもあまり意味がない。
このシールを作ったメーカーの人はこのミスに気がついているだろうか?
”やけど”を”やどけ”という程度の間違えだったら、たいがいの人が気がつくかもしれないが、この間違いに気がつく人はほとんどいないのではないかと思う。
だから、間違っていても、まあ、どうでもいいのかもしれない。