こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

学会という祭りの終わりとこれから

2015年05月02日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

ある本を読んでいたらこんなことが書いてあった。

”自分の行動パターンを変えるのに有効な方法として、住む場所を変える。つきあう人を変える。時間配分を変える。意識改革する。”などがあるそうだ。

”学会”なんていうのは、こういうなかで「祭り」的な要素を持った意識改革の機会になる。さらには、自分さえ積極的になれば新たにつきあう人をみつけることもできる。実際、そういうアプローチをして来る人もたくさんいる。学会というのはそういう場だと考えると面白い。

今回の第104回日本病理学会@名古屋でも、不肖コロ健、いろんな先生のお話を聞く機会があった。

そろそろ、自分と同じ世代の先生がずいぶん増えてきて元気が出る。そういう先生たちの話を聞いていると、私も、これまで経験してきたことをかき集めて、世に問わなくてはならない時期ではないのかと、やる気が湧いてくる。

それにしても、頑張っている人はみんなよくやっているものだ。

 

何はともあれ、今回は無謀にも演題を2つも出した。今回の学会(会期3日間)での発表が、1日目の朝一番と、3日目の最終セッションとは、なんという不思議な巡り合わせだったのだろうと、しみじみ思う。どっぷり3日間いることになるとは、お祭り好きの私への神様からのプレゼントだったのだろうか。

そして今、病理学会というお祭りに身を委ねて過ごした3日間があっという間に過ぎた。風邪気味で咳が止まらず、人と話す気にもあまりなれなかったせいもあり、今回の病理学会はいつも以上にいろんなことを考える時間があってよかった。

富士山は残念ながら真っ黒で、影しか見えなかった。もう少し早く帰れば夕映えの富士山が見えたかもしれないが、最後の最後まで発表があったので仕方ない。

帰りの新幹線にゆられながら、もっと謙虚に、もっと楽しく仕事をやって行きたいと思った。 

 

 

この三日、風邪がつらかった 
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ