真夏日到来といっても、そこはまだ5月、朝晩は涼しい。犬を散歩させるにはちょうど良い季節だ。だけど、フラットコーテッドレトリバーのナイトのような北の国出身の毛深い犬にはつらい季節の到来だ。この前の天気のよい日の午前中に散歩したら、あっという間に舌を真っ赤にして苦しそうになってしまった。気温はそう高くなかったのだが、ナイトの黒毛は吸熱性も高かったようで、思っていたよりも暑くなっていて驚いた。
今週から、身支度をしたあとボンヤリしている時間を散歩の時間にあてることにした。散歩といっても近所の小さな公園まで行って戻ってくるだけだが、喜んで一緒に歩いてくれる。 嬉しそうに尻尾をびゅんびゅん振って歩くのを見ると、「こいつのためにも少々のことにくじけたりしないで頑張らなくちゃ」という気になる。
大型犬の散歩に10分ほどでは物足りない。ものの本には一時間ずつ朝晩二回が理想とある。通勤時間を振り分けたらそうできるが、勤め先が今のままでは無理だ。鎌倉から都内に引っ越す気もないので、ナイトの散歩のためには勤め先を変えるしかないことになる。もちろん、足りない分はもちろん妻が連れていっている。
冬の間設定していたアラームの時間を変更しないでいるので、これをせめて、あと十分ほど早めて、その公園の先にある神社まで足を延ばしてやろうと思っている。