知り合いにチケットをいただいたので、バラ園というところに行った。
庭園の美しさとそれぞれの花の美しさにはもちろん驚かされたが、それ以上に、世の中には花好きの人がずいぶんいるものだと驚かされた。
バラ園というのは、バラのショウウィンドウのようなもので、園外の売店では園内に植わっていたバラの苗を売っていた。どれも買って帰りたくなったが、まずはわが家にいる子たちを立派に育てないといけない。
解説の人が冗談交じりに、「ここは夢の世界です、おうちのバラをこんな風に育てようなんて、無理しないで下さい」とも言っていた。
たしかにそうだった。なによりも、黒点(黒斑)病におかされた葉が一枚もなかった。さすがである。
一日中歩き回っていたら、ずいぶん日焼けした。おまけに少々疲れてしまった。