先日1週間ほど休んでしまったが、どうにか復活してまた毎日書いている。一本書くのに30分から1時間ぐらいかかるが、推敲まで加えるとなるともう少しかかる。どんな内容をどの程度の字数で書くかはなかなか難しい問題だ。この間読んだ文章術の本で文章の単位を150字,300字,800字に分けていた。と、ここまでで150字。
この字数だと、その日あったこと、考えさせられたことで半分、残り半分でそれに対する思い、考えで終わってしまい、広がりといったような、派生的なことがらまでには話が及ばない。業務日誌的にその日一日の出来事とこれに対する寸評の記録としては十分だが、毎日あれこれ考えている私としては物足りない。自分の考えをもう少し整理したい。ここまででほぼ300字。
起承転結でいえば起承の承まで。ここのところ、起承転結で書き進めることが多いのだが、どうもこの承の先が冗長な感じがしてしまっている。書き出しに来るエピソードを、ネットからひいて長くしてしまえば、全体のボリューム は簡単に増やせるが、そこは他人の書いた文、引用はなるべく短くするか、参照文として文末に置いている。もちろん、参照文の字数は全体のそれには入れな い。それに、そうすると頭でっかちのボンヤリとした文章となってしまい、最後まで読んだときに、この人何が言いたかったのだっけとなってしまいかねない。 ここは面白い展開を考えなくてはいけない。ちなみにここで600字。
書き出した話題に対するさらなる賛美でも、逆に反論を述べるのでもいいだろう。また、起承転結にこだわらず、序破急とか、ほかの文章パターンもいいが小説ならいざしらず、一回完結が基本の日々のブログにはあまり馴染まない。以前は字数のことなど考えなくて夜に書く手紙よろしく延々と愚痴のようなことを 書き連ねることがあった。書きすぎの文章は決していいものではない。できたら600字程度のこざっぱりした文章が書けるようになれたらと思っている。と書いているところでこれで、ほぼ800字。字というものはあっという間にかさばってしまう。