Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ケネディの使い方

2009-10-04 19:17:51 | 他チーム
今日は、引き分けなら浦和が7位浮上?という理由で、名古屋対FC東京を見ていました。FC東京は石川、名古屋にはケネディという旬な選手がいるという理由で、中位対決にしては楽しめました。以前、浦和と対戦したときも感じましたが、名古屋は外国人FWがドリブラーのダヴィからポストプレーヤーのケネディに変わったことで、サッカーの内容そのものも変わっています。

これまでの、サイドからクロスを供給する、典型的な4-4-2スタイルをやめ、アーリークロスでもロングボールでもいいから、とにかくケネディの頭に合わせるというスタイルに変更しています。

前の外国人ダヴィは個人技でどんどん持って行くFWで、名古屋としてはどう生かすかは悩みの種だったと思いますが、ケネディはチームとしての動き方などは見ていてくれます。思ったほど足元がうまくなかったのは誤算かもしれませんが、ヘディングでは一試合に一回は決定的な形を作ってくれる信頼感は得ました。

それでも、単純にケネディの頭だけに頼っていては、どんなに好調でも一試合一点が限界でしょう。それをもっと生かすためには、サイドハーフのマギヌン、小川の動きが重要だと思います。サイドからアーリークロスが入ると、どんなチームでもケネディの消し方は研究しています。

その消し方をよく見ると、人数をかけてシュートコースを消しに行くスタイルが多いです。つまり、ケネディのヘディングは全チーム恐れていて、ケネディにはCB2枚が釣られることも多いです。

そんなときに、ファーサイドにもう一人、名古屋の選手が流れていれば、ACL準々決勝の川崎F戦での決勝ゴールの直前でフリーになったマギヌンのように、フリーになってシュートを打てる可能性があります。この動きが、この日のFC東京戦ではあまり見られませんでした。

名古屋には、日本のチームの代表として、是非ACL優勝を狙って欲しいので、ケネディをチーム全体で生かす動きを、もっともっとして欲しいと思います。
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攻守の切り替え(10/3浦和対千葉)

2009-10-04 09:56:04 | 浦和レッズ
浦和は千葉に、セットプレーから2得点決めて勝つことはできました。しかし、課題は結構あります。それは、相手に素早い攻守の切り替えを見せられたことです。ボールの取られ方が悪く、梅崎あたりは後ろへのパスコースが見えていないのではというようなミスも見られました。

また、相手のボランチ、工藤へほとんどプレスが掛かっていなかったことも課題です。工藤がフリーでボールを持てることで、千葉は右サイドに坂本、深井を上げて工藤と3人で攻めてきました。ここに浦和は細貝一枚ですから、相手の先制点の工藤のクロスからの失点は必然と言えます。

それを取り返してくれたのは、非論理的なことを言って申し訳ありませんが、セットプレーでした。阿部勇樹のFKは、時間的にも距離的にも、ここで欲しいというものでしたが、そのサポーターの注文通りに芸術的な弾道で決めてくれたことは、この試合を浦和の流れに持ち込みます。

久しぶりのスタメンになった、右SBの高橋峻希ですが、体力的にまだ90分はきつそうです。本人も「足がつりそうだった」と埼玉新聞の記者に語るほどでした。攻撃参加したときの戻りには課題もありますが、それでもリーグ戦初ゴールを決めた勝負強さは評価したいと思います。

また、エジミウソンのポストプレーも、いいところで出てくれるようになりました。連敗中はエジミウソンが前で待ちすぎて、全然ボールに絡めなかったことも敗因の一つだったので、エジミウソンがボールに触れていることでチーム状態が好転したと言うこともできるでしょう。

浦和にとっての明るい要素は、田中達也に切れが戻ったことがあります。田中達也を入れるなら2トップの一角しかありえず、ポンテがサイドハーフに回ることによって守備に不安が出るという課題はありますが、それでもサイドに切れ込んでゴールライン近くまで持ち込んでくれる、達也のいいときのプレーが戻ってきました。

もちろん、代表復帰を狙うなら、常時スタメンを張れるようにならないとありえませんが、達也の力は浦和を上昇気流に乗せるにはどうしても必要です。今季は残り少ないですが、浦和サポの多くは達也の実力は認めているはずです。負傷が続く悪循環を、今度こそ断ち切って、南アフリカのピッチに立つところを見てみたいです。
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