私は学生時代、オリエンテーリングをやっていました。一般的なイメージの遠足的なものとは違って、実際は山の中の陸上部みたいなものでした。走る方は遅かった私ですが、雑務は結構やっていて、当時は記録担当でした。
この記録の中に「100時間コンペ」というものがありました。要するに、オリエンテーリングのレースの合計タイムを通算した結果を競うもので、いかに空いている週末に人が出ないマイナーな大会に出没するかという努力が表に出るものでした。
ちゃんと年度末には表彰式もやるのですが、これをやるために大変だったのはタイムの集計でした。今の感覚なら、「そんなのExcelに突っ込めば簡単じゃん」でしょうが、当時はパソコンを持っている人は稀という時代でした。
そのため、私の1学年上の先輩は、PCでのプログラミングがうまく行かずに、結局はノートに手書きして手計算という苦しい手法に頼らざるを得ませんでした。私も最初は手計算で始めましたが、あまりにも苦しいのでコンピューター化することにしました。
当時の私にプログラミングの技術はなかったので、当時情報の授業で使われていた表計算ソフトを使うことにしました。しかし、今のExcelと違って、何時間何分何秒という時間を一つのセルに入れて直接計算できなかったので、作成には苦労しました。
結局は、時間を3つのセルに分けて、すべて秒の単位に落とし込んで、秒が表示されるセルで並び替えて、ようやく順位を表示することができました。手計算よりはましでしたが、学校のPCに入り浸りにならざるを得ず、あまり良い方法ではなかったと当時を振り返ると思います。
こういう分野は進歩が早く、今振り返ると学生時代のあのときにインターネットがあったらとか、携帯メールがあったらとか、残念に思うことは数知れません。それでも、このブログも含めて自分なりに時代に対応はしていると思っています。
若い方にとっては、「いつの話だ」と呆れてしまいそうなおじさんネタですが、時代の進歩には必ず下地があるので、ちょっと昔話をしてみました。
この記録の中に「100時間コンペ」というものがありました。要するに、オリエンテーリングのレースの合計タイムを通算した結果を競うもので、いかに空いている週末に人が出ないマイナーな大会に出没するかという努力が表に出るものでした。
ちゃんと年度末には表彰式もやるのですが、これをやるために大変だったのはタイムの集計でした。今の感覚なら、「そんなのExcelに突っ込めば簡単じゃん」でしょうが、当時はパソコンを持っている人は稀という時代でした。
そのため、私の1学年上の先輩は、PCでのプログラミングがうまく行かずに、結局はノートに手書きして手計算という苦しい手法に頼らざるを得ませんでした。私も最初は手計算で始めましたが、あまりにも苦しいのでコンピューター化することにしました。
当時の私にプログラミングの技術はなかったので、当時情報の授業で使われていた表計算ソフトを使うことにしました。しかし、今のExcelと違って、何時間何分何秒という時間を一つのセルに入れて直接計算できなかったので、作成には苦労しました。
結局は、時間を3つのセルに分けて、すべて秒の単位に落とし込んで、秒が表示されるセルで並び替えて、ようやく順位を表示することができました。手計算よりはましでしたが、学校のPCに入り浸りにならざるを得ず、あまり良い方法ではなかったと当時を振り返ると思います。
こういう分野は進歩が早く、今振り返ると学生時代のあのときにインターネットがあったらとか、携帯メールがあったらとか、残念に思うことは数知れません。それでも、このブログも含めて自分なりに時代に対応はしていると思っています。
若い方にとっては、「いつの話だ」と呆れてしまいそうなおじさんネタですが、時代の進歩には必ず下地があるので、ちょっと昔話をしてみました。