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スコットランド戦プレビュー

2009-10-07 18:58:32 | ワールドサッカー
ちょっと早いですが、土曜日のスコットランド戦(横浜国際)のプレビュー記事です。岡田監督が、スコットランドがベストメンバーで来日することを明言していましたが、確かに物理的には可能です。

まず、スコットランドの置かれた状況を考えると、スコットランドの所属した欧州予選9組は既に全日程を終了しています。今回の国際Aマッチデーにベストメンバーを呼んで強化を図ることは日程的には可能です。

スコットランドの成績はグループ3位で、2位でプレーオフに進出する可能性は既にありません。若手主体のメンバーを呼んで、次の欧州選手権予選に備える手もあり得ますが、最初はベストメンバーで、少しずつ若手に切り替えていく方針だと思います。

また、スコットランドは日本に対し、比較的好意的なチームです。前回対戦したのは、ジーコ監督が率いていた日本代表のW杯壮行試合のキリン杯でしたが、マンチェスターU(イングランド)の主力選手のフレッチャーや、当時のスコットランドプレミアリーグ得点王のボイドを来日させてくれました。

そうなると、日本代表がこの試合で課されるノルマは、欧州の中堅国から確実に勝ち点3を取ることになります。1次リーグを突破するためには、このレベルの相手からは当然勝利をということになるでしょう。

ただ、それは決して簡単ではありません。前回スコットランドと対戦したときのことを覚えていますが、スコットランドは引き気味に戦ってフレッチャーのロングパスで攻守を素早く切り替えるサッカーで、相手DFに高さで勝てない日本代表は苦戦して、スコアレスドローに終わりました。

また、アジア杯予選の香港戦の存在も、この試合を難しくします。香港戦は絶対に勝たないといけない試合ですから、主力選手を香港戦に投入してしまうと、スコットランド戦のメンバーは必然的に落ちます。岡田監督はスコットランド戦を大事にしたいようですが、香港戦の展開次第ではそれは叶わない夢になるかもしれません。

個人的には本田圭佑をトップ下に置いて、「1試合本田圭佑に任せた」という試合を見てみたいので、今回のスコットランド戦がそうなるのではと思っています。
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