今週末の国際Aマッチデー

今週末は国際Aマッチデーということで、全世界がリーグ戦を休みにして、代表のW杯予選や親善試合を行います。その中でも注目カードはいくつかあります。サッカージャーナリストなら、日本代表のスコットランド戦を捨てても見に行きたくなる試合もあるでしょう。

1.ロシア対ドイツ(10/10ロシアホーム)

ドイツが1位、ロシアが2位ですが、この両チームの勝ち点差は1しかありません。リードしているドイツも、アウェイの直接対決が残っていて、しかも敗れればプレーオフ行きとなれば、相当チームの雰囲気はピリピリしているはずです。例年ならドイツ有利のカードでしょうが、今回はロシアにヒディンク監督がいるので、もつれる可能性は大です。

2.デンマーク対スウェーデン(10/10デンマークホーム)

この直接対決も、1位デンマーク対2位スウェーデンの好カードですが、ここは勝ち点差が3点ありますしホームなので、デンマークはかなり余裕を持ってこの直接対決を迎えていると思います。ただ、このカードは前回の欧州選手権予選で、デンマークのサポーターが乱入してデンマークの勝ち点が没収され、スウェーデンが予選突破に近づいた因縁カードです。相当の厳戒態勢で臨まれることになるでしょう。

3.セルビア対ルーマニア(10/10セルビアホーム)

フランスを抑えて首位でリーグを走るセルビアは、ホームのルーマニア戦です。フランスが格下フェロー諸島戦なので、ここは下位に沈むルーマニアから確実に勝ち点3を取っておきたいです。

4.バーレーン対ニュージーランド

サウジアラビアとのプレーオフを勝ち抜いてアジア5位になったバーレーンは、ニュージーランドとの大陸間プレーオフに挑みます。前回はトリニダード・トバコとの大陸間プレーオフに敗れた苦い過去を持つバーレーンですが、今回は予選でスタイルの似た豪州との対戦も経験し、国際経験は上げています。逆にコンフェデ以外には他の大陸との対戦を組みにくいニュージーランドは苦しいかもしれません。