岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

FOUJITA(藤田嗣治)が戦争画を描く。

2006-07-09 11:37:17 | 日本の仲間
藤田は1933年に日本に帰国した。それから5年後の38年(昭和13年= 盧溝橋事件の翌年)に海軍省の嘱託となる。 10月漢口攻略戦に従軍する。そして「武漢進撃」などを描く。 間違いなく藤田は戦争協力を始める。 当時の世相としてすべての国民が国に協力するということは当然のこと だっただろう。すでに国際的な画家として認められていた藤田だが唯一 低い評価をしていたのが日本画壇であった。 相変わらず居心 . . . 本文を読む