6月末の選挙情勢が出そろっています。
何と言っても現職が圧倒的に有利な知事選挙です。
現状維持によるメリットが多いひとが大勢いるということです。
その人々が岩盤になって現知事を支えているわけです。
さらに現知事は日ごろから顔出しして広報しているのですから知名度も圧倒的です。
普通ならまず負けません。圧倒的な差で勝つのが当たり前の選挙です。
選挙戦序盤では、そのような構図が見えました。
やはり現職強いなーと。
youtubeなどでは学歴詐称、神宮外苑問題などで揺れに揺れているにもかかわらずです。
しかし、このyoutubeというのも曲者です。
「小池さん、古着をリサイクルしていて素敵!youtubeで観たわ」という人が身近にもいるのです。
そんなの観たことない私です。
これはプラットフォームのアナゴリズムの特徴です。
「推し」は個人の履歴に則して提示されます。
観る人は勝手に類型化され、ネットの一部分だけを観るように誘導されます。
これにあがなうことは大変です。
陰謀論が出回ったときには、「ネットでいっぱい出ていますよ。見てみて!』という人がいましたが、
それは陰謀論のネットページを見れば見るほど、陰謀論まみれになってしまうからです。
ネットの本棚がオセロゲームのように1つの色に染まっていきます。
女性の支持が一番多いのが小池さんだと調査結果に出ています。
どうしてそうなのか不可解に思いましたが、
上記のことが影響しているとも思えます。
高齢者はテレビを中心にメディアに触れていると言われますがそんなことは信じません。
配信化は国民全体に進んでいますからネットを見ている高齢者も相当多いはずです。
前回、小池氏は圧倒的な得票で勝利しました。366万票です。
この数の人が小池と書いて投票したのです、その中からどれだけの人が他候補の名を書くのか。
人は自分の投票行動に関してはかなり保守的です。
他の人の名を書くことは「宗旨」に反するとはまではいいませんが、一つの決断が必要です。
どれだけの人ができるか。
その結果が国民全体が関係する国会に影響を及ぼすことは間違いありません。
都民の方、よろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!
ガザを救え!
東京都に新しい風を!