戦争体験には大きくふたつに分かれる。
攻める側と攻められる側。
攻める側にも二つある。
空から攻める。
地上を攻める。
空から攻めると、罪悪感を持ちにくい。
原爆投下した兵士のように。
これは空軍の特質である。
特攻隊には、恐怖に駆られる米軍兵士は見えない。
しかし、地をはって殺しあった兵士には、刺し殺した人々の
顔が今でも脳裏からはなれない。
イラクにいった米兵もそうだし、かっての日本兵も . . . 本文を読む
事変という詭弁。
宣戦布告なき戦争は日本の常套手段だった。
2国間の戦争でなければ、国際法規は守らなくてもよいという
日本の勝手な解釈で 戦線を拡大していった。
南京大虐殺という事態を引き起こした要因には、拘束者を捕虜と認めない
日本政府の方針がある。
戦争を認めなければ「捕虜」という名称は使えない。
他国奥深くまで侵入しながら戦争ではないという詭弁。
これは中国以外の他国に対してもあった。
奇襲 . . . 本文を読む
お年寄りの家庭を訪問していて教えていただくことは多い。
特に従軍した元兵士の話には得がたい話がある。
先日はアリーシャン列島からの引き上げの話を聞いた。
アッツ島玉砕の話は有名だが、他の島からの撤退もし烈を極めていた。
兵士を南に送るわけだが、日本近海は米国の潜水艦で囲まれており、
船舶の移動は命がけだった。
兵士を運ぶ3艘にも魚雷が発射され、一艘に命中した。
1000人余りの兵士が必死に助けを . . . 本文を読む