岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『ふがいない僕は空を見た』 窪 美澄 著

2011-07-03 10:52:49 | 
読了。 小説を読むことは少ない。 理由は特にない。 自分勝手な優先順位が低いと。 これも突然高くなったりすることもあるのだけれど。 そして、久しぶりに評判の小説を読んでみようと思った。 『ふがいない僕は空を見た』 タイトルからすると男性、それも若い主人公と思い込む。 この小説は5話からなる。 第一話は確かに高校生の男子の話だ。 近所の主婦と不倫をする話。 斉藤辰巳くん。 彼の母親は自宅で . . . 本文を読む