『近代日本の光と影ー慈善。博愛・社会事業をよむ』 室田保夫著 2012-08-19 08:53:24 | 本 関西学院大学出版会 2012年3月 石井十次や留岡幸助研究の第一人者である著者の論文集。 「本書はこれまで著者が書いてきたものの中から戦前に刊行された雑誌や新聞に関する論考を集めて編んだものである。そこでは二つのジャンルの類型化される。一つは社会事業関係の雑誌分析と二つ目は一般紙を通しての社会事業関係をみていく場合である。」 「近代日本が『文明』への憧憬として西洋化や近代化を国家戦略として断 . . . 本文を読む