岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

小説『狼の義ー新犬養木堂伝』 林新 堀川惠子著 読了しました。

2022-07-07 09:40:37 | 国民と国会と政治
犬養毅より犬養木堂という名が知られているかもしれません。 備中・庭瀬(現岡山市北区)の生まれです。安政2年のことです。 「憲政の神」と言われた政党人です。 総理大臣に任命(大命降下)された翌年(昭和7年)の5月15日に青年将校らにより暗殺されました。 書名にある「狼の義」は、表紙にあるごとく鋭い眼を持ち疾走した政党人の義について書いています。 犬養木堂の生きざまを450頁に及ぶ小説で読み . . . 本文を読む