岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

春に読む良寛の歌

2024-03-06 06:11:56 | 良寛師
この宮のもりの木したに子供らとあそぶ春日は暮れずともよし この宮とは、国上山の山麓にある乙子神社のこと。 良寛さんが60代に住んだ草庵がありました。 それまで住んでいた雪深い五合庵から里の草庵に移り(山ごもりがきつくなった)、 神社の森で子供たちとともに遊ぶ良寛さんが思われます。 日が長くなり待ち焦がれた春が訪れた喜びが詠われています。 暮れずともよし、いつまでもこうしていたい子供たち . . . 本文を読む