ご存知、北海道の富良野を全国的に有名にしたTVドラマです。
20年に渡って制作放送された番組ですね。
第1話は1981年放送、40年以上前です。
フジテレビ35周年記念番組です。
脚本は倉本總さんでキャストは錚々たる俳優陣です。
40年経てば少年少女は壮年になり、青年は高齢者になり、
当時、高齢の俳優は鬼籍に入られているという感じです。
映像に映る風景や住宅や国鉄や車は懐かしいとしか思えません。
女性のファッションやヘアメイクも時代を感じさせます。
ではどうして北海道それも札幌や小樽ではなくて富良野さらに辺鄙な麓郷に
なったのか。
ご存知の方はもうシニアといわれる年齢の方でしょう。
脚本を書かれた倉本聰さんが東京から富良野に居を移したからですね。
今のようにネットで繋がっている世界とは違います。
通信手段は電話と手紙です。
そのような環境に身を置きながらも東京からの仕事がくるのですから、
ずば抜けた脚本家だったのでしょう。
第1話は主人公黒板五郎(田中邦衛さん)が二人の子どもを連れ富良野の駅につき、
生活を始めるところから始まります。
富良野は五郎の故郷であり親族知人も多いのですが
住んでいた東京から北海道の片田舎につれてこられた子どもたちにはカルチャーショックはものすごいものでした。
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この後のストーリーは多くのかたがご存知だと思います。
このドラマの魅力は今のテレビドラマ制作者にも大きな影響を与えています。
『エルピス』のプロデューサー佐野亜裕美さんは好きな作品に「北の国から」をあげている。
脚本を書いた渡辺あやさんは島根県在住。東京から見れば北海道より遠い。
まだ、数話しか見ていませんが楽しみです。
『エルピス』も6話まで進んでいます。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!