岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ドロモロジー(dromologie)とは。

2011-06-13 21:50:29 | 


『瞬間を生きる哲学』古東哲明著より。

ドロモロジーとは、「<今ここ>ではない<いつかどこか>の前方へ競わせ走らせ、追いたてる原理」だそうだ。

語源は、「ギリシャ語のドロモスとロゴスの合成語。『前進、進行、競争、逃走』を意味するドロモスに、ロゴス(原理、論理、体制、術)がくっついた言葉という。

「ヴィリリオは速度によって、国家と社会も組織も個人の生活もすっかり背後であやつられ、駆動されつき動かされている社会構造のことを『ドロモロジー』と名づけた」


現代を突き動かしている根本構造だといわれる。

まったく納得するしかない。



※写真は今日の宵闇。

☆今日の募金税未払い600円発生。

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