異動の季節

３月に入ると、職場がそわそわとしてきます。
そして、本日内示がありました。
（私自身はもう異動することはないのですが）

隣の席の方も他の包括に異動です。
２割程度ですね。

組織の活性化という意味では必要なことですが、地域とのつながりを考えると、
短期間での異動はマイナス面が多いですね。

地域で核となって活動している人は、数十年のキャリアです。
対する地域包括の担当者が３年程度で交代しては、腰を据えた取り組みはできません。

その上、担当者のキャリアも様々です。
なかなか信頼関係がつくれないと思います。
組織の問題点です。


人事権のある人にとって、人を動かすということは密かな楽しみです。
それは、親切そうなおとなしい性格の人の口から聞いた話でもあります。

人を御するということの楽しみを、人事異動は持っているのです。
その立場の人は、そのことの自覚を持たなくてはなりません。

私たちは他人の異動に関しては、いろいろと憶測します。
それも密かな楽しみです。

人事異動の季節とは、このようなものでもあります。
心せねばなりません。

※帰宅時間も明るくなりました。