岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「竹生島」参拝。

2017-06-03 12:02:51 | 日本の仲間

「あれこそ聞こえ候ふ 竹生嶋にて候へ」 平家物語「竹生嶋」より

竹生島宝厳寺は、724年、聖武天皇の勅命で僧行基が開眼したと縁起にあります。

おりしも、西国札所草創1300年の行事が行われていました。

※1300年前といえば718年ですので宝厳寺は開眼していなかったのですが、草創の意味からすれば矛盾はないのでしょう。

とにかくとても古いです。

源平の頃は、「噂に上っていたけれど、なかなか行けない島」だったことでしょう。

渡船もなく、村人の舟で行くしかなかったに違いありません。

船着き場は岩場の間にある小さな浜にあったようで、建築用の石材、木材の搬入も大変だったと思います。

急な石段(170段!)を上ります。

 

法厳寺です。

 境内にある五重石塔は重要文化財です。鎌倉時代の作と言われています。

さらに石段を上ると三重塔があります。

竹生島には神社もあります。神仏習合です。

つづく


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