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2013年2月 岡山市介護給付費不支給(却下)決定より5年に及ぶ闘いが2018年3月14日判決で完結しました。
原告である浅田達夫さんの全面勝訴です。
浅田さんの請求趣旨は以下の通りです(浅田達夫さんを支援する会 資料集2018年3月14日)
1.岡山市長の決定を取り消す。
2.岡山市長は原告に、月249時間の自立支援法の介護給付費支払い決定をせよ。
3.岡山市は原告に損害賠償金209万4037円を支払え。
判決を見てみると、介護時間や賠償金額は減じられていますが主張は全面的に求められています。
岡山市の行政行為は違法だったと認められたのです。
このような司法判断は全国で初めてです。
障がい者の方々は65歳に到達する日に介護保険の壁に遮られます。
それまでの自立支援法による給付が後方に下がり介護保険サービスが前方に現れます。
このことで多くの障がい者の方は不利益を被ります。
しかし、一人で行政に抗議することは並大抵のことではありません。
浅田さんの文字通り命をかけた闘いのでした。
浅田さんは70歳になりました。長い5年間に体調を崩し弱気になったとも聞きました。
それでも鉄の意志でやり抜きました。
また、支援された方々の熱意と持続力にも敬意を表したいと思います。
ありがとうございました。
当日の様子を紹介します。
入廷行進をする浅田さんと支援者の方々。
続きます。