岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

この建物は、何でしょう?

2008-10-02 21:40:59 | 地域包括支援センター
エントランスが明るく、まるでスポーツクラブのような建物が、
秋の稲田を背景に建っていました。
確かに、最新のスポーツマシーンが並んでいます。
スタッフルームも、明るて広くおしゃれです。
外からガラス越しにスタッフの姿がよく見えます。
スタッフはカフェのスタッフのような服装です。

中に入ると大きな部屋が中心にあり、南側のテラスは、全面開け放たれています。
目の前には、稲穂が黄金色に輝いています。

人々は思い思いにソファに座って外を眺めたり、新聞を読んだりしています。
もちろん、トレーニングに励んでいる人もいます。

そうです。ここはデイサービスです。
筋力の維持・回復に特化したデイサービスです。
ゲームやリクリエーションなどみんなでなにかを行うということは
ありません。
一緒になにかをするのは食事の時間くらいです。

今まで訪問したデイサービスでは男性は一握り。女性が中心でした。
しかし、ここは男性の方が多い。
男性には、このようなデイサービスがむいているのかもしれません。
集団で何かをするということが苦手な人も多いのです。

今日は、十分驚かしていただきました。
ありがとうございました。

写真は、エントランス。左側にガラス越しにトレーニングルームが見える。
外からは顔が見えないようにスクリーンが下りている。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
十分驚きました (bonn1979)
2008-10-03 15:18:53
さまざまな試みが
行われているのですね。

こういう記事も
やはり写真の効果がありますね。

*話が飛びますが
来春、視覚障害の院生を迎えることとなり、
私の講義などパワーポイントなどの視覚を活用する講義の方向へ来ているだけに、一工夫要りそうです。(音の重視?)
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challenge (岩清水)
2008-10-03 21:16:23
視覚に障がいをお持ちの方が大学院に研究に来られる。その担当教員をされる。
なかなかできない経験ですね。
わくわくしませんか。

私は聴覚の障がいをお持ちの方と研究会をして
いましたが、討論などになると、議論に夢中になり一人ぼっちにさせて迷惑をかけていたことを思い出します。

東大教員の福島智さんは視覚と聴覚の障害を
お持ちですね。独自の学習方法を身につけられているようです。新しい院生の方もそうなのでしょう。どのように指導し学びあっていかれるか。とても楽しみです。
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いいヒントをいただきました (bonn1979)
2008-10-03 23:06:04
面接の時にわかったのですが
この視覚障害の方は大変な勉強家です。

私は20年近く前に、スウェーデンの厚生大臣(リンクビスト氏)とお会いしたことがありますが、日本側の数人が驚きぶしつけな質問もしたのですが、「目が悪かろうが、よかろうが私の国では大臣になれるとかなれないとか関係ないです」とにっこりいわれたことを急に思い出して、その受験生に「あなたの将来は大臣にだってなれる道があるということです」と質問もしないで励ましました。
横にいたシニアの教授が、渋い顔してましたけどね。

日本社会事業大学とその研究科では、視覚障害の学生も聴覚障害の学生も教えました。
教師の力量ですが、クラスの意味が一変しますね。
福島先生のこと知りませんでした。
ありがとうございました。
*写真とは関係ないことをコメントしましたのに、ちゃんと受けてくださり救われました。
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