【統一補選】敵失同士。結果から学ぶこと。

自民＋公明＋敵失。
これで勝てなかったから、政権は崩壊したと同じ。
そのように思い、組織を動員し、ドブ板を踏んで浮動票も
取り込んだ。結果はそのまま出たように思う。
地元の様子はわからないが、風も吹かなかったようだ。

古い記憶は薄れ、新しい記憶（民主不祥事）にとってかわる。
その逆境下で無名の新人がよく頑張ったといえるのではないか。
これが自民のミスでの選挙ならどうなっただろう。

このことは、実績のある政治家といえども、いつ新人に足を
すくわれるかわからないということだ。
いつも身を正し、地元への目配りを欠かせないのだ。
これで次回総選挙は、まずは来年９月ということか。

さて民主党である。
なかなか政権との距離（差）が明らかにできない。

政治は、とても複雑なものだけれど、ひとつの力（パワー）に
するためには、シンプルな主張にまとめあげなければならない。
それも、理念に基づかなければならない。
そしてブレないようにしなくてはならない。

それは一個人としての政治家としても大変困難なことであるが、
政党となれば、それに幾十倍の困難が加わる。
民主党には、公明党や共産党にない苦労がそこにある。

そして、その苦労を重ね、1年半後にそれが形になって報われるか。

「勝って兜」ＶＳ「再起組」、今新たな選挙戦が始まった。