朝ドラは癖になると言われますが、「ひよっこ」は朝の楽しみになりました。
1960年代ってあんな時代だったのだと楽しんでいます。
田舎の高校を出て都会に就職することが当たり前のようにありました。
今は進学率が高いので事情が変わっていますね。
街の工場や女子寮の様子は知らないのですが、そうだったのだろうと思います。
女子寮の6人部屋、自分の持ち物をいれるボックスがあるというのは普通にあったことだと思います。
最近、岡山市内で当時の女子寮の面影を残す建物に行くことがありました。
ボックスが残っていました。
現金収入が少ない親元に仕送りするシーンも丁寧に描かれていました。
高校と就職先の企業との人のつながりは今より強かったように思います。
相互依存関係にありました。
関西でも地方の特定の高校からの太いパイプで企業に就職していました。
百貨店の社員もそのようにして採用されていました。
有名百貨店で働いていたということは、縁談などでも有利です。
数年で故郷に戻るということも多かったと思います。
夏休みには郷里にいる妹や弟が訪ねてきて観光をしていました。
私も百貨店のアルバイトをしていて、そのような風景を見ていました。
みね子の時代とは少し後になりますが、まだ名残が残っていました。
懐かしいですね。