長泉寺は真言宗御室派の寺院です。
節分会星供次第は、数々のお経を多くの僧侶が唱える格式の高いもののように思いました。
ネットで検索してみると、西高野山真福寺に記載がありました。
以下に引用させていただきます。
星祭り ほしまつり 星供 ほしく ともいう
仏教で本命星(その人の生まれ年にあたる星)、当年属星(生まれ年から数えてその人の年令にあたる星)、並びに二十八宿を供養して災厄をさけ福寿増長を祈る修法。「宿曜経」に人々の本命星、当年属星の妨げ侵されようとするときその人に災いがあると説かれている。然るに如来の大悲心陀羅尼を説いてこれを消除す。すなわち壇場を設け、この陀羅尼を至心に念じて本命星、当年属星並びに二十八宿を供養すれば、いっさいの災禍を除くことができると。「熾盛光(しじょうこう)大威徳吉祥陀羅尼(きちじょうだらに)経」と名付く。 これによって高祖弘法大師「星供次第」をしたためおき、遺弟子これをうつしとどめて後世につたえ、自他の息災を祈る。わが国では古代から元日に朝廷や民間で広く星供が行われたが、星祭りは、また密教の修法として特に真言宗で正月または節分に尊星供、星供養として行われ、今日に及んでおります。
引用終わり。
弘法大師がしたためたものとは、1200年の歴史があるのということですね。
星供に続き、親子獅子舞が奉納されました。備前太鼓普及会の皆さんです。
笛や太鼓のメロディーは、子どもの頃に聞いたり歌ったりした秋祭りの音頭でした。懐かしい。
今年から、子獅子舞いも披露されました。大変な熱演でいっぱい拍手をいただいていました。
そして、先ほどまで、星供をされていた僧侶の方々の豆まきが行われました。
福を求めて善男善女が笑い合いながらいただきました。
本当に温かい節分会でした。
初めての参列でした。
ありがとうございました。