終盤は中傷が行きかうのか。

地域の選挙は終盤になった。
この頃になると、あせり始める陣営も出てくる。
誹謗や中傷、スキャンダル情報が飛び交う。
よくあるパターンといえばそうだが、情けないことに
この手の「陰の選挙戦」が実に効果的なのだ。

残念ながら、人間はこの手の情報に弱く引っかかりやすいという
特質がある。

「バカバカしい話だ」という人より、「火の無い所に煙は立たない」と
思う人がはるかに多い。

ゆえに、出所さえわからぬデマが
選挙終盤に跋扈し、情勢を狂わしてしまう。
票差が競っているならば、決定的になりかねない。

マスコミに報道されない陰の部分があることは確かだ。

地域の選挙にもそのような話が出てきた。
ほんとうに情けないことだ。
いかなる手を使っても勝ちたい人はいる。
なぜ、勝ちたいか。
それは利権がらみと思うとまず違わない。

「よい街をつくろう」という動機の人に、陰の選挙はできるはずがない。
誕生からして不純ではよい街ができるはずが無いから。