岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【岡山にて】県立図書館より。

2005-02-18 15:12:30 | 石井十次
ご無沙汰しています。

いくつか図書館を歩きました。この岡山県立図書館は新しく、
資料も豊富で時間がいくらあっても足らないくらいです。
市立中央図書館にも行きました。こちらも郷土の資料は多く、
手におえない感じです。

資料をいろいろみると、ガテンがいったりするのはいいけれど、
自分が始めたテーマの大きさに、呆然とすることになりました。

今は石井十次と留岡幸助の資料をみていますが、近年の
大学関係の研究がすばらしく、この研究を基点にする必要が
あると思いました。

また、古い資料には、直かに二人に会った雰囲気を感じさせる
ものが多く見逃せません。
現在、20話までは書いていますが、その内容はそのまま
に、21話以降新たな資料を加えてみたいと思います。
再考しなくてはならないのは、当時の高梁の重要さと、
十次のキリスト教への取り組みです。

それから、十次の孤児教育についてはまだまだ考え中です。
これが非常に大切なのだけど。どのように書いていくことが
できるのか見当がつきません。

また、幻燈音楽隊(まだネットにはのっていない)については、
かなり詳しい研究もされており、その成果もふまえる必要が
あります。
書きながら、集めて、考えて、書いていくということになると
思います。3月末まで50話と考えています。

興味のない方には迷惑な企画でしょう。
お許しください。
それではまたお会いしましょう。

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