岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

夏休み 親の守

2007-08-15 17:52:55 | 日本の仲間
今日、実家から戻ってきた。
暑さのため冷房の部屋で本と高校野球の日々だった。
少しふっくらしたようだ。
このような生活にはまだはやいのかもしれない。

父親はかなり物忘れが進んでおり、もう自分の年がわからなくなった。
生年月日は言えるのだが。
これは生年月日は固定された数字で、年齢は毎年変わる数字だがらと
言われている通りだ。

見当識もだいぶ怪しくなった。
同じことをなんでも聞く。これは記銘力の低下である。
認知症ではないと思うが、物忘れはかなり進んでいる。
親を見ていてもいろいろ学べる。

ついこの前までは、難しい顔や怒りの表情もあったが、
今はそれがなくなった。
年々、性格が変わるような気がする。

脳のトレーニングも本人がやる気になれば少しは効果が
あると思うが、とんとやる気がない。
デイサービスに誘うがこれも興味を持たない。
母親のみの介護はそろそろ限界かもしれない。
実家の往復から、実家での生活に移行することになるだろう。

今の街には多くの友人がいるが、別れる時が
迫っているようだ。
これはつらいことだが。

最新の画像もっと見る