北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

その一歩が出るか出ないかの違い

2020-08-18 23:30:23 | フライフィッシング

 

 ある会社の方たちが人づてに「うちの工場を見学したいと言っている」という情報が伝わってきました。

「この時期に工場見学を希望するということは、見たがっているのは今売り出し中のあの装置かな」
「それだったら挨拶はA部長で説明はあの装置に詳しいB課長に行ってもらわないといけないね」
「じゃあこういう手順で説明をしましょうか」

 私にも、「あの方たちが来られるときは立ち会っていただけますか?」という要請があって、「もちろんいいですよ」と請け合ったものの、内心(自分は何をすればいいのかな?)と若干の不安と疑問が。

「工場に来られるのはどこの方たち?」と訊くと「〇〇会社の方たちだそうです」

 なんだ、良く知っている会社じゃない。

 来られる方たちのリーダーの名前を聞き取って挨拶かたがたその会社を訪ねてきました。

 今回の見学のリーダーに会うのは初めてでしたが、人づてに紹介してもらっていたので会うのはスムースでした。

「初めまして、今度見学に来て下さるというのでお待ちしています。ところでこれをじっくり見たいというポイントはどういうことなんでしょうね」

 ざっくばらんに聞きつつ「うちの今一番のウリはこの施設なので、それはじっくり説明したいと思っているのですが」というと、先方は「いえいえ、そんな高度な内容をお願いしようとは思っていないんです」という。

「え?」
「実は今うちの会社に入りたての若手技術者の勉強なんです。まだ知識も未熟な彼らに『道路の舗装とはどういうものか』というごくごく基礎的な部分を見せてあげたいと思ったのですが、一番手近なところがそちらさんだったもので、この際お願いをしたということでして…」

 なるほど、こちらが自信をもって見てもらおうと思っていた内容は、先方が求めているものとは全く違ったようです。

 今日挨拶と営業に来たことで先方の求めるものがしっかり分かったので、早速工場の担当者に伝えて、「これこれこういうところからプレゼンをしたらよいのじゃないかな」とイメージを伝えました。

 見学に来るという会社から直接頼まれたわけではなく、人を介した形での情報伝達だったのでこちらの勝手な思い込みもあったようです。

 何事も思い込みや不確定な情報で判断してはいけないと改めて気づかされた一件。

 これまでの人脈のおかげと、営業活動として先方のニーズを拾おうという一歩突っ込んだ踏み込みが功を奏しました。

 その一歩があるかないかで、結果の良しあしも大きく変わります。

 コロナのお陰で最近はリモートでの情報伝達の方が良いと価値観も変わりつつあるようで、「営業は足で稼ぐんだろう」などという掛け声は「古い!そんなのは昭和の遺物ですよ」と笑われそう。

 でもやっぱり直接人と会って話をすることでわかるという真理は、元号の違いで済まされるような問題ではないように思います。

「会える人には会っておけ」

 ある人生の先輩の言葉を思い出した暑い夏の一日でした。

 

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北海道は長い

2020-08-17 21:56:47 | フライフィッシング

 

 北海道でドライブしていると他県には見られない「北海道あるある」があります。

 その一つは道案内がとてつもないこと。

 先日十勝へサケ釣りに行った帰りに何気なくスマホのGooglemapで自宅までのナビをしてみました。

 すると出た表示はなんと「125㎞先右折」。

 高速道路ではありません。一般道路を走っていての表示です。

 このとき125㎞先にあるのは高速道路に乗るインターでしたが、そこまでは右左折の必要はなく、2時間以上ナビは要らずひたすらまっすぐ進めということ。

 この表示もナビを開始してからのものなので、もっと早くから始めていたらもっと長い距離表示になったことでしょう。

 お腹いっぱいドライブをした一日でした。

 北海道万歳!

 

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さて、Goproの動画を編集してみようかな

2020-08-16 23:08:23 | フライフィッシング

 いよいよ今日で夏休みも終了。

 連休を使ったキャンプや釣り旅行など充実した日々で十分骨休みができました。

 この夏手に入れたアクションカメラGoproはどこへ行くにも持参していろいろなシーンを記録に努めました。

 最初は頭に装着して自分の見ているものをそのまま撮ろうと考えました。

 しかし直接映っている映像が見えないのでカメラの角度が思いのほか上向きになってしまいあらぬ方向を撮影することもしばしば。


   【カメラが上を向きすぎてる】

 このカメラは広角で録るとかなり画角が広いので勇気をもってカメラの角度を下げることを覚えました。

 また最近はカメラを自分から離して自分自身を撮ることも覚えました。

 二人いればお互いに撮りあえば良いのですが、そうでないときも自分が映っている映像は大事ですね。

 さらに最初は長めの映像を撮ってそこから面白い絵を切り取れば良いと思いましたが、これだと同じようなシーンが続いて単調になることに気が付きました。

 それよりは「30秒~2分程度の動画を数多く撮る」という方が後から見たときに変化に富んだシーンになると思いました。

 失敗したような映像が撮れても気にせず、どんどん撮り溜めることが後で良い素材になっているもの。


   【実は木にラインを引っ掛けてばっかり】

 撮りそこねた映像は絶対に取り戻せないので、まずはメモリの残量を考えつつ撮り溜めることを優先したいところです。 
    
 
     ◆


 さて、今日はそうやって撮った映像をずらっと並べて編集作業をしてみました。

 まずはどの画像の何秒くらいにどんなハイライトシーンがあるかをチェックしてリストを作成。

 そこから面白そうなシーンを切り取ってビデオクリップを作ったり組み合わせたショートムービーを作ろうというのです。

 しかしこれが思いのほか創造的な作業でなかなか前に進みません。

 今日という一日を一度バラバラに分解して、そこから「今日とは一体なんだったのか」ということを再構成してゆかないといけないような気がして、相当にクリエイティブな作業で、それでいて奥が深ということが分かりました。

(まあゆっくりやろう)と思う反面、そこに時間をかけすぎていると次々に動画が溜まってゆきます。

 Goproには簡便な編集ソフトもあるのでそれでサクッとやってみようかな。

 これもまた勉強が必要なようです。

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海から山の中の川へ ~ 「どこへ行ってたんだよ」と魚が寄ってくる

2020-08-14 23:36:11 | フライフィッシング

 

 車中泊を朝3時に起きて本日の戦闘開始。

 日の出は4時30分過ぎで、朝焼けを見ながらパンとコーヒーで朝食というのは夏休み感がありますねえ。

 とはいえやはりこの朝も港の水面は穏やかで何も事件は起きないようです。

 周りの釣り人の多くは「たらし」と呼ばれる、長い延べざおの先にマーカーと餌をつけて、深さを変えたりしながらただ待つだけの釣りスタイル。

 しかしこういう「待ち」の釣りは、港に入ってきた群れが押し寄せて爆釣の時は忙しいものの、それ以外はただただ待つばかり。

 私はどちらかというと積極的な攻めの釣りが好きなので、ラインの先にエサと浮きをつけたものを遠くへぶん投げてゆっくり回収しながら食いつくのを待つ「浮きルアー」というスタイルで挑みます。

 しかし何しろ静かな海。いくらドボン、ドボンとルアーを投げても何の反応もありません。

「こりゃ今日も駄目ですかね」
「潮目もほとんど変わらないので今日もあまり良くないんですよね。潮目が良いのは明日なんですが雨の予報もありますし…」

 
 今日の午前中が釣りになるようなら粘ろうと思いましたが、「9時までに何も動きがないようなら撤収してフライフィッシングに切り替えます」と決断。

「小松さんがいなくなったらきっと途端に釣れ始めますよ(笑)」
「それじゃあ僕が疫病神みたいだから、二人が釣れるように引き上げますよ(笑)」

 そしてやはり予想通り鮭が我々の竿にかかることはなく、私は撤収&フライフィッシングに向かったのでした。


      ◆


 職場の同僚たちと別れてややしばらく車を走らせ、十勝へ来るならここの川が一番好き、というポイントへやってきました。

 幸い先行者もいないようで、ゆっくり川に入ります。

 この川はイワナとヤマベが混在する川なのですが、魚たちが皆「ええ?海に行ってたの?なんだよー、お帰り」と言わんばかりに次から次に出迎えてくれてなかなか上流へ進めません。

 釣れる数の倍はバラシているのですがそれもご愛敬。

「ここかな」と思うポイントには必ず魚たちが相手をしてくれるので楽しいことこのうえなし。


  【淵の主のヤマベ】

 遊んでくれた魚たちはもちろん全部リリース。


   【お腹の黄色いエゾイワナ】

 

 都会は暑そうですが北海道万歳です。

 森と清流に囲まれて涼しいひと時を味わいました。


  【二度バラシで悔しがる】

 

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今年の鮭釣り初日は空振り

2020-08-13 23:14:46 | フライフィッシング

 

 昨日は朝2時起きで2時半に札幌の自宅を出発。

 高速道路を使っても4時間はかかる現地。朝6時半に既に現地の港で場所を確保している職場の釣り仲間と合流です。

 鮭釣りは場所取りが命。

 鮭の群れが通って集まるような場所が一番ですが、そういうところは競争率も激しく、地元のおじさんたちにはかないません。

 それでも過去に実績のある場所が取れて、あとは鮭の群れが入ってくるのを待つばかり。

 しかし一向に鮭は現れません。

 日中は30度を超す暑さに、車の陰でイスに座って居眠りをして過ごしますが、朝早かっただけに気持ちが良くて心地よい気分です。

 結局この日は端っこのほうで2本上がったのを見て終わり。

 おまけに夕方になって港湾関係の方が走ってきて「はい、ここに船が入りまーす」と触れ回り、我々も含めて船の着く岸壁の釣り人は退散する羽目に。

 なにしろ船が優先なのでこればかりは仕方がなく、我々は場所を変えることになりました。

「まあまずは温泉に入ってから空いた場所を探して、それから腹ごしらえをしましょう」ということで、温泉につかってから早めの食事となりました。

 こういう状況下での外でのジンギスカンの美味しいこと。

 明日は鮭の群れを見てみたいものです。
 

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ミヤベイワナよ秋もだめだったか ~ 然別湖GreatFishing セカンドステージも中止で残念

2020-08-12 07:20:30 | フライフィッシング

 北海道の初夏、そして秋の大きな楽しみな釣りイベントの一つが「然別湖Great Fishing」。

 期間限定で陸封型で独自の進化を遂げた天然記念物「ミヤベイワナ」の釣りに挑戦できるこの特別解禁イベントですが、今年は夏に続いて秋のセカンドステージも中止とのこと。

 コロナが一時収束するかにみえたときにはセカンドステージ開催に期待をしたのですが、ここにきてやはりウィルス陽性者拡大傾向に鑑みて中止を決定されたようです。

 今年の秋は幌加内町新そば祭りも早々と中止になっています。

 新そば祭りの場合は、狭いエリアにぎゅうぎゅうに人が押し寄せて、蕎麦を買い求めるの近接した長蛇の列ができてしまうことからコロナウィルスを考えると中止もやむを得ないかな、と思います。

 しかし然別湖Great Fishingの場合は、然別湖という広い湖の釣りでボートで漕ぎ出しての釣りで密集は避けられるので、やってくれるのでないか、と内心淡い期待をしていたのでした。

 残念なことですが、運営する側の皆さんも苦渋の決断だと思います。

 このうえは、誰も釣りに入らないこの期間を生かして、魚たちが存分に大きくなってその数を増やすことを期待したいと思います。

 来年の初夏の再開を楽しみにしています。

 

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久しぶりの映画館 ~ 頑張れコロナ時代の興業娯楽

2020-08-11 23:50:11 | フライフィッシング

 今日は休暇を取って映画を観てきました。

 過去のブログを見てみると、映画を話題にしているのは昨年7月に新海誠監督の「天気の子」が最後なので、それ以来映画は見ていなかったかな。

 コロナ騒動からはもちろん映画館に行っていないので、久しぶりの映画館です。

 今回観たのは、長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP プリンセス編」。

 三浦春馬さんや東出昌大さんなど話題性の高い出演者に加え、所々で「え?この人が?」と思わせる意外な人たちが出ていてそれに気づくと「ほほー」となります。

 ストーリーは相変わらず荒唐無稽なドタバタ詐欺師の物語ですが、伏線の回収はなかなか良くできていて楽しめました。


 ところで、行きつけのユナイテッドシネマ札幌は事前にネットで入場と座席の予約ができるのですが、事前予約の席は一席ずつ空けて千鳥になるように設定されています。

 妻と二人での予約でしたが、間に一席を空けた形で予約は完了。201人収容可能な部屋ですが、一席空けるなら満員でも半分ですね。

 今週はお盆ウィークとはいえ今日は平日なので、朝一番上映の映画館は空いています。

 上映される2番スクリーンに入るときも、自動検温機があって体温をチェックされ、自動発券機で発券したチケットはもぎりなし。

「チケットのもぎりはしないんですか?」
「はい、確認させていただければ結構です」

 なるほどこれはコロナ対策。

 ついでに「予約では一席空けて取ったんですが、二人なので座るときには隣同士でも良いですか?」と訊いてみました。

 すると答えは「いえ、席は間を空けていただきますようご協力をお願いします」とのこと。

 上映スクリーンの中は、なるほど皆さんちゃんと席をあけて座っていますし、さらに上映中も飲食時以外はマスクの着用を求められ、周りを見ている限り皆さんちゃんと協力しています。

 また座る座席ばかりか、男性トイレも隣り合わせでは使用しないように制限がかけられていて、コロナ対策に相当気を使っていることがよくわかります。

 久しぶりの映画館でしたが、「No More 映画泥棒」のビデオクリップがアクション強化版に代わっていたり、館内のマナー案内ビデオも「なんだしなんだしAGCだし」とのコラボ版に代わっていたりで、時代の変化を感じました。

 そういえば小学生と幼稚園の甥っ子たちは「ドラえもん のび太の新恐竜」が観たいと言っていました。

 夏休みは短いし入場者数もいつもの半分だし、観られるといいね。

 興業ものの娯楽ってやっぱりいいなあ、と思う映画館でした。

 

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ドラレコは見た ~ 墓参り帰りのアクシデント

2020-08-10 23:27:58 | フライフィッシング

 両親や弟、娘たちの家族と一緒にお墓参りをしてきました。

 お参りを終えた後で両親に「そちらの家で食事でもしようか?」と言ったところ、「いやあ、うちの近くでコロナが出たし今も出ているらしいから止めておこう」とやんわりと断られ、二人は弟の車で帰ってゆきました。

 両親の近くではコロナ患者が出たらしく、「おかげで皆でマージャンやカラオケをしていた会館が閉鎖されちゃって、外出することがなくなって足腰が弱ってきた」と両親は不平を言いながらも「こればっかりは仕方ないね」とあきらめ顔。

 コロナは人に会う機会を削り取っていくようです。


     ◆

 さて、そんな墓参りからの帰り道のこと。

 二車線の道路で信号が変わると私の前で2台の車が並走して走り出しました。

 すると突然センターライン寄りを走っていた黒い車がウィンカーを左に出して左側の車線にスーッと寄って行きました。

 明らかに左の真横に車がいることに気が付いていないようで、寄せられたグレーの車はブレーキをかけながら左に逃げようとしましたが、歩道の縁石との間で逃げ切れません。

 私は思わず「う、うわー」と声を上げるのが精一杯。

 センター寄りを走っていた黒い車も異変に気が付いたようで、どうなるのかと思っていると、スピードを上げてグレーの車の前に回って車を止めました。

 グレーの車も黒い車の後ろについて車を止めると、黒い車からは農作業のようなキャップを被ったお年寄りが降りてこようとしました。

 それを見届けたところで私の車は二台を追い越すことになったので後のことはよくわかりません。

 私の車にはドライブレコーダーがつけてあって、何かあれば映像として残るからいいな、と思っていましたが、家に帰ってからドラレコの画像を再生してみましたが、なるほどちゃんと撮れていました。


 しかし前を走っていたドライバー同士では、いくらドライブレコーダーをつけていても、車線変更で接触したような場合は真横の様子は撮れないでしょう。 

 事の有様が映像として残っているのは真後ろを走っていた私しかいないと思われます。

 娘たち家族と一緒に乗っていたので車を止めてしゃしゃり出ることに気が引けたのですが、こういう時って「私の画像を提供しましょう」と申し出るべきだったでしょうか。

 家に帰ってからも、こういうときにどうするべきだったのか答えがでないもんもんとした感じです。

 皆さんはドラレコが役に立ったことってありますか。

 こういうのが役に立つような目に合わないことが一番ですね。

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海辺のキャンプはミニマリンリゾート ~ 泊村盃(さかずき)にて

2020-08-09 23:26:56 | フライフィッシング

 

 積丹半島の南の付け根の泊村。

 ここに盃(さかずき)という地域があって、そこのプライベートビーチでキャンプをしました。

 海釣りもそれほど熱心にやっているわけではない私ですが、夏の季節はあまり面白い釣りにはならないので夏の海、まして夏の海でのキャンプは本当に久しぶりです。

 今回は娘夫婦に誘われての夏の海辺キャンプで、どんなアクティビティがあるのかわからず手ぶらで行ってしまいました。

 現地では、海辺での泳ぎはもちろん、シーカヤック、シュノーケリング、最近流行のSUP(サップ)ボードで楽しむ人たちが多く、なかには素潜りでヤスを使った魚突き漁を楽しむ人もいて、海辺の楽しみも様々。

 目の前に弁天島があって入り江になっているので波は湾内は穏やかで、これならシーカヤックも割と安全に楽しめそう。

 小さな子どもたちには囲われて安全なちゃぷちゃぷ砂場もあって、子供たちも安心して楽しめます。

 これならカヤックやシュノーケリング道具を持ってくるんだったかな。


      ◆


 テント村の後ろには、「盃テラス」という7~9月限定オープンの海の家的なサービス施設があって、腕の良い料理人の方が本格的な食事を提供してくれます。

 定食からカレー、各種麺類など種類はおよそ30種類ほど。

「メニューがずいぶん多いですね」と訊くと、「料理をしてくれている人はススキノで働いていたんだけれどコロナで仕事がなくなって、それでこの夏はここにきて働いてもらっているんだわ」とのこと。

 コロナウィルスの拡大で、今年は盃海水浴場は開設されておらず、それでも来る人たちは狭い場所で苦労しながら海を楽しんでいます。

 ここでもコロナの影響は避けることができません。


 娘たち夫婦は先週も仲間とここに来たらしく、盃テラスの女主人と仲良く話しています。

 友達を連れて案内できるような『常連の場所』があるというのは良いですね。

 天気も良くて、山や湖とは雰囲気の違うマリンリゾートを久しぶりに楽しみました。

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ICカードが壊れたら…札幌交通カード「サピカ」の場合

2020-08-07 22:30:03 | フライフィッシング

 

 通勤ではバスを使うことが多い私。

 札幌市営交通専用の「SAPICA(サピカ)」というICカードを便利に使っています。

 このサピカ、バス、地下鉄に使えて、利用料金の10%がポイントとして溜まり、たまったポイントが交通料金より多くなればポイントで乗り降りもできます。

 なのでこれを使えば市営交通が一割引きで乗れるというのが特典です。

 またカード会社と契約すれば、残高が千円以下になると自動的に千円がチャージされるので、残金の心配をする必要もありません。

 札幌で生活する分には便利に使えるサピカは私の愛用カードのひとつです。

 
 ところが… 

 昨日帰りのバスに乗ろうとして乗車用センサーにカードをかざしたのですがいつもなら「ピッ」と鳴るはずがその反応がありません。

 後ろに乗客が並んでいたため、「まあとりあえず乗ってください」と運転手さんに促されてとりあえず乗車。

 降りる段になって降車用のセンサーにサピカをかざしましたが、やはり反応なし。

「あ~、だめですねえ…」

 こういうときには割引はないけれど、別な交通カードのSuicaが使えます。


 とりあえずその場はそれで凌いでおいて、今朝になってから交通局の窓口で事情を話してサピカカードを診てもらいました。

 するとやはり「カードの情報が消えていますので、このカードはもう使えません。別なカードを発行する手続きをします」とのこと。

 申請用紙に書き込んで本人確認ができれば、残金などのデータはホストコンピューターに残っているので、残金情報も復活できるそうです。

 唯一残念だったのは、「今日手続きをしていただいたのですが、発行は明日から二週間ということになっていますので、ご了承ください」と言われたこと。

 すぐにその場で新しいカードに交換してくれることを期待していたのですが、それはできなかったようです。

 この手のカードは、正しく機能しているうちは便利で、改札口に人なども立っておらず効率的だなあ、と思うのですが、いざトラブルになるとやはりそこは人が介在してシステムを守り運用していることがよくわかりました。

 以前は人のやることの裏に機械があったように思うのですが、今は機械の裏に人がいる。

 AIがもてはやされていますが、その裏にも人がいるのかな。

 


 

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