北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

同窓会がしたくなる年頃

2007-07-14 23:35:23 | Weblog
 台風がいよいよ本土に近づいてきて、九州は大荒れ。油断はできません。

 そういう天気ながら今日は高校の東京同窓会が新宿で開かれるのでいた。我々の幹事期は2年前に終わっていて、2年後輩ががんばって企画をしてくれたのです。

 在京組のなかから、ごく自然に「同窓会の後にも集まろう。二次会と三次会をやります」という声が上がって、メーリングリストで集合がかかりました。便利な時代になったものです。

 私は二次会からに参加したのですが集まったのは20名という濃いメンバーたち。2年前の幹事期には100名弱が集まって盛り上げたものですが、在学中に一度も会話をしたことのない同期生がたくさんいて驚いたものです。

 そして今日の二次会の20名の中にも、初めて会って話をしたメンバーがなんと4人もいました。まだまだ知らない友が多いんだなあ。

 ある先輩がかつて「人間50歳を過ぎると気が触れたように同窓会をしたくなるんよ。もうなんの利害関係も発生しなくなるんだなあ」と笑っていましたが、だんだんそういう気持ちがわかるようになってきました。そろそろ50も近いのです。

    ※    ※    ※    ※

 話題が出身中学のことになり、一人が「俺は稚内だよ」と言うので、「それじゃ学区外の5%枠だったわけ?」と訊くと「そうだよ」とのこと。学区外から受験する人たちはその人たちだけで、当時の定員450人×5%=22~23人という定員枠を争うのです。

 初めて話をしたもう一人の友は「俺は稚内のちょっと下の豊富だよ」とのこと。「ええ、じゃやっぱり5%枠?」と訊くと「違うんだ、豊富は僻地3級で、そこだと道内どこでも一般の受験生と同じで良かったんだよ」
「僻地3級?そんなのがあるんだ!」
「うん、確か○○君も、△△君もそうだったはずだよ」

 ネットで調べても確かにそういう規定がまだ生きているようです。我々の通った旭川の高校は、およそそこから北で一番の高校だったので多くの地域の優秀な子供達が集まってきたのです。

 その彼も今は埼玉県内の企業で働いているのだとか。地方の優秀な子供達が出世して都会を支えているという構図が伺えますね。

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 楽しいひとときはやがて終わり、来年の再会を誓ったのでした。皆さんありがとう、来年もまた会いましょうね。
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