北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

一人の客として観光地を見て気づいたこと

2012-09-22 23:45:24 | Weblog
 そろそろ涼しさを取り戻しつつある道東の休日。

 今日はせっかくなので阿寒湖畔周辺に釣りに行こうかと思ったのですが、どうも水温がいまだに高くてどうも釣果が芳しくない趣きとの情報が。

 ちょっと熊も怖かったので、今日は釣りはパスして急きょカヌーに目的を変更しました。


 【小さい子供はガイドさんの息子ね】


 ガイドをお願いしたのはナヌークさんというカヌーガイドショップ。大阪出身で、こちらに住んで16年というガイドのベテランです。


 行く先は、先日NHKの放送「あさイチ」のJapaナビでも放送された屈斜路湖の和琴半島。


 【NHK「あさイチ」の一場面】

 午前中の風も止んで、カヌーには絶好の天候です。

 半島の付け根の西側から出発して反時計回りに半島を一回り。

 放送では半島突端で熱い蒸気が噴出しているオヤコツ地獄で卵を茹でたりしていましたが、カヌーでたどりついてみると、ジェットスキーの一団がいて、ちょっと近寄りがたい雰囲気だったのは残念でした。


 【オヤコツ地獄、ちょっと入り込めませんでした】


 それでも湧き出るお湯を石積みで囲った湖面の温泉では私たちだけの独占で一休み。

 全部で二時間のコースは、ゆったり優雅な時間です。



 【今日は足湯だけでした】


    ※     ※     ※     ※     ※


 カヌーの跡は阿寒湖畔のアイヌシアター「イコロ」で人形劇を観ようと思い、車を走らせました。

 事前にネットで調べて、土曜の人形劇は夕方の16時半からと思ってシアターへ向かってみると、「今日は祝日なので祝日のプログラムで、人形劇は1時からでした。

 うーん、残念。

 ネットの情報をよく見ると、確かに『祝日』の公演プログラムは別に書き出されていましたが、今日が土曜日ながら祝日だとは気が付きませんでした。


 【土曜日の欄は見たけど、その下に気がつきませんでした…(涙)】


 私のドジはそれとして、それ以外のお客さんにはちゃんと誤解がなく伝わるような情報提供が必要かもしれません。

 ちなみに、その後に訪れたニュー阿寒ホテルには、『9月22日のイコロは祝日用のプログラムです』という情報提供がちゃんとなされていました。情報提供ってこうでなくては、という見本です。

 …というわけで、一人の客として観光地を見るといろいろなことが分かります。

 このことを責めるつもりはありませんが、ちょっとした気づかなかった細かな不足をどう修正してゆけるかが観光地の底力なのだと思います。

 頑張れ阿寒湖温泉、また行きますぞ。
コメント
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