北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

営業トークは「簡潔に短時間で深く」

2023-04-11 23:20:33 | Weblog

 

 官庁は4月に春の人事異動があって、新しく移動になった人たちもそろそろ着任後の落ち着いた頃かと思い、春の挨拶回りを始めています。

 今日は日帰りで旭川方面へと向かい、知り合いはもちろん、新たにいどうであたらしい役職に就いた皆さんへ挨拶をして回りました。

 最近は「事前にアポ(約束)を取るようにしてください」という指導が入るので、できるだけ事前に電話などで予定を確認させてもらうことが増えました。

 アポは訪問の事前に確認できれば良いですが、ときどきは車で移動をしながらアポを取って訪問、をくりかえすこともあります。

 車を停められるところに停めて、今から車を走らせて現地に着ける時間をイメージしながら訪問時間を伝えます。

 もちろん先方にも都合があって、「午前はいないので午後にしてください」など、調整の着かないかたも多く、そういう時は訪問の順番を替えたりしてできるだけ会えるように調整をします。

 しかしどうしても会えない時は次回に繰り越し。また来ればよいのです。


     ◆

 
 挨拶廻りと言いながら、実際は様々な手持ちの情報を端的に伝えて、相手からは面白そうな情報を引っ張り出して、訪問を印象付ける営業トークが必要です。

 この営業トークに印象を左右するいろいろなコツがあります。

 まず会っている時間はできるだけ短時間にすること。

 面白い話題だからと長々と話し、いつまでも居座るのは迷惑です。

 親しく椅子を勧められてもせいぜい10分から15分くらいで切り上げて、相手から「もう少し話を聞きたかった」と思わせるくらいのところで離れるのがベストでしょう。

 相手が(早く帰ってくれないかな)と思うようになったなら、次に訪問したときには(わー、またきたよ)となるし、逆に(もう少し聞きたかった)と思うくらいなら、次回訪問の時は(またきてくれた)という評価になります。

 まず時間の使い方で印象は大きく変わります。

     ◆

 さらには、いくら短時間で切り上げたとしても、興味を持たれるような情報のネタがなければ会話の意味が薄れます。

 相手も忙しいのですから、興味深い情報を提供してこそ、会うことが意義深いものになるはずです。

 そのためにも日頃の情報収集と足で稼いだネタを数分で話せるように頭の中を整理しておかなくてはなりません。

 そういう意味で、地域のネタをブログにして書き留めておくというのは話をするときにも非常に有効な情報をまとめる練習になります。


 また別れてからも、トークの印象をお礼メールと共に伝えておくのも良いでしょう。

 伝えきれなかった情報をさらに深掘りしたりすることもできますしね。

 今日は旭川日帰りでしたが、明日からは網走方面一泊の旅です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする