冬将軍の粘り腰に会って連休中は、毎朝除雪で明けました。
おまけに今日は母の買い物サポートで実家へ行って、車を停められるように実家の前に積まれた雪を片付けるのにも汗をかきました。
実家では母が父に、家の前を除雪しておいてほしいと伝えたようですが、「お父さんにはもう言われたことが何なのかわからないんだね」と母。
「朝も顔を洗ったかと思ったらまた洗ってるんだよ(笑)。でも食事もトイレもお風呂も自分でできるし徘徊はしないし、そうそう最近は夜も起きなくなったよ」
まあさすがに93歳の父に人力の除雪をやらせようとは無謀のように思いますが、父は足腰がまだしっかりしているので体力的に無理には思えないから大したものです。
それでも私のことは息子だと分かっているし、おそらくはまだら模様の認知症なのでしょうが、生活に不自由していないというのはありがたい限りです。
私も体が動くうちは実家の雪かきサポートなどもするつもりですが、これも半分は老老介護の入り口のような感じかな。
でもかねてより思っているのは、もう老境に至る自分としては年寄りに対してもそうですが、もう少し若者のサポートもしてやりたいということです。
それには経験をひけらかして上から目線の指導や教育をする、というよりは、一人静かにエッセンシャルワークを担って、若者がそんな仕事をしなくてもよいような労働参加をしてはどうか、と思うのです。
そういう思いが高じて年末に大型特殊免許を取ったところですが、実は大型特殊免許って「機械が公道を走るための免許」であって、機械を使って何か作業をしようと思うと、使う機械なりの技能講習を受けなくてはいけません。
この冬はバックホウとホイールローダーが運転できる建設車両系の技能講習を修めましたが、使える機械を増やそうと、この週末にフォークリフトの技能講習の受講を申し込んできました。
折角大特免許を取得したのですから、まだ体と頭が動くうちに人生でやれることを増やしておこうという「目指せ多能工」作戦。
今度はどんなことになりますやら。