北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

幌加内町新そば祭りの二日目

2005-09-04 23:19:02 | Weblog
 幌加内町新そば祭りの二日目。昨日は朝3時から起きていて日中は全く眠たくもならず平気でした。かなり気持ちが高揚していたのですね。
 さて今日も天気が良さそうですぞ。

 今日は、
■幌加内町新そば祭りに参加する(第二日目) の1本です。

【幌加内町新そば祭りに参加する(第二日目)】
 予定通り朝5時に起床して、6時には昨日同様打ち始める。

 昨日の反省としてあまり大きな玉で伸して切ったために一部に太すぎる蕎麦があって、茹で担当が起こって茹でずに返したということがあったので、今日は少し小さな玉で打つことにした。

 小さな、と言っても1.5kgだが、ずいぶんと様子が違うものだ。それでも切るときに曲がってみたりしてなかなかうまくいかないものだ。

 1.5kg玉を4つ打ったところで今日もお時間。あとはひたすら蕎麦を提供するブースの方に掛かりきりなのである。

 蕎麦を洗っていると、知人のSさんがご夫婦で訪ねてきてくださった。「デモンストレーションで打たないんですか?」と言うので、「とてもとても。やっと昇格して蕎麦洗いが出来ているんです」というやりとりをする。

 友達が来てくれるのは嬉しいものである。

    *   *   *   * 
 
 「蕎麦打ちが趣味」と言いながら、最近はどこか機械になりきって正確な蕎麦打ちが出来る技術を身につけるよりも、こうして蕎麦を食べてもらうことでお客さんの笑顔が見える方を担当している方が楽しくなってしまったような気がする。

 蕎麦打ちだけなら自分一人が技術を極めればよいのだが、そうして出来た蕎麦を食べてもらうためには、壮大なロジスティックスが必要になるのだ。

 写真は主催者側が用意してくれた湯沸かし釜だが、給食センターの払い下げだな、きっと。

 これで茹でる鍋のお湯の替えを豪快に沸かしているのである。しかもこれがありながら、なお会場を陸上自衛隊の応援隊が巡回してくれていて「お湯は足りていますか?」とお湯のご用聞きに来てくれる。

 何度お湯をもらったことか。ご協力感謝します。


 今年はエビ天とゴボウ天というトッピングを提供したので、相当手間が掛かったのだが、天ぷら担当のおじいさんはもくもくと天ぷらを揚げ続けてくれました。
 旭川手打ちそば愛好会からは若い女性陣が6人応援に駆けつけてくれて券売りや運びを手伝ってくれました。

 こうして今年の新そば祭りイベントも終了。総勢約30名×二日間の参加で、なんとか1500食のお蕎麦の提供をこなすことが出来ました。

 今年も我が会から三段位取得者も何人か出ました。北海道で最初の手打ちそば愛好会としての伝統は生き続けていますが、最近は札幌や幌加内の成長が著しく、各会が独自の地域貢献をしています。

 私自身が楽しいのは、仕事も住まいも全く異なる多くの大人たちが集まって、そばを食べてもらうという一つのことを心から楽しんでいること。

 毎回友達が増えることが楽しい。友達の数は人生の豊かさの指標にまちがいない。

 今回の幌加内地域には大きな道路はないけれどこれも立派なシーニックバイウェイなのだ。来年は冷やかし半分、そば食べ半分で是非幌加内町をお訪ねください。

 きっと来年もそばを洗い続けていることでしょう。その瞬間をがんばることが大事なのだ
 
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