北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

関係性は目に見えないけれど

2023-05-12 23:11:21 | Weblog

 4人が参加するちょっとした飲み会がありました。

 ちなみに合コンではありません(笑)。

 この飲み会、参加者の4人が他の3人全員を知っている飲み会ではありません。

 参加者をA、B、C、Dとすると、AはBとCを知っている。
 
 BはAを知っている。

 CはAとDを知っている。

 DはCを知っている。

 つまりお互いが知り合いの関係を持ち寄っての飲み会なのですが、実はそれでいて全員がある町に住んでいたことがある、という共通の体験は持っているのです。

「それを共通の話題にして飲もう」ということになり、今日の飲み会が組まれました。

 それぞれが持つその町のイメージやエピソード、良い点や悪い点などを言い合って楽しい時間が過ぎました。

 この会合によって、会うまでは三つの関係しかなかったものが6つの関係性に増えました。

 人と人との関係は面白いもので、二人がお互いに以前から知っていたとしても、その共通の友人がいたり、共通点があるということでより親近感が増したり、評価がぐんと上がったりします。

 人と人との関係性と言うのは目に見えないものですが、大人になって世間というものが分かってくると、その真の価値に気が付くものです。


 そもそも人の印象も、自分が信頼している人から「あの人はいい人だよ」と言ってもらえば自分の感じ方も安心ができます。

 誰を知っているかということも大事なら、その誰かからちゃんと評価されているかどうかも大切です。

 大人になるということは、そういう人からの信頼を少しずつ得る旅のようなもので、他人を真に知っているのは大人の証ともいえるでしょう。

 今日もお互いに初めて話をするような人同士も楽しく話ができて、今日という共通体験があることでこの4人の親近感も増したことでしょう。

 コロナが落ち着いて、ようやくこのような時間を気兼ねなく持てるようになりました。

 人が触れ合えない日々ってやっぱり異常だったのだと思います。

 銀座の時計店を襲撃した強盗団は闇バイトで集められた一瞬のチームだったのでしょうか。

 良い人生のために良い友達を持ちましょう。

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