P.162 遅延型フードアレルギーが問題
偏った食生活が原因で、特定の食物に反応。
慢性疲労、消化不良ほか、さまざまな症状が。
白澤医師の著書には、耳新しい言葉や、未だマイナーな情報が満載です。
今日登場の「遅延型フードアレルギー」は、聞いたことはありますが、
詳しい内容は知らなかった言葉です。
P.163 食物アレルギーには2種類ある。
①即時型食物アレルギー:何か食べた直後に痒くなったり発心や吐き気が
出たり、お腹をこわしたりする。
②遅延型フードアレルギー:食べて数時間から数日たってから症状がでる。
体に起こった不調の原因が何だかわからない人が多く、そこが危険。
(中略)慢性疲労、頭痛、下痢、皮膚のトラブル、消化不良、
胃潰瘍、不安、うつ、集中力の欠如、眠気、むくみ、筋肉痛に
関節の炎症など、幅広い症状がある。放置することで、
関節リウマチや過敏性大腸炎など、自己免疫性疾患に発展することも。
P.165 遅延型フードアレルギーを起こす原因の一つに、腸管のバリア機能が
破綻している可能性があります。もともと腸管は、体に有害なものは
入れないバリアを持っていますが、たとえば水銀などの有害物質の影響で
その機能が破壊され、食事の分解が不完全な状態のものを吸収したり、
体にとって有害なものまで吸収してしまったりするのです。
私は「身体によかれ」と思って、玄米食、塩麹、玄米酵母液など、
結構凝った食材を使っています。これらが、いつの間にか、マイナスの症状を
もたらすかも、なんて恐ろしいことです。