
p.47 骨格の歪みは矯正が必要
理由は、
①からだ全体のバランスを保つことができなくなるから
②呼吸がスムーズにできなくなるから
③内臓が圧迫を受けるから
④臓器の機能不全が連鎖するから
⑤総合的な代謝不全が生じるから
⑥免疫機能が低下して疲れやすくなり、体力を回復しにくくなるから
⑦からだの総合的な活力が失われるから
⑧思うように動けなくなるから
⑨加齢が進むから
⑩最終的には病気になるから
p.48 ようするに「骨格の矯正をしないと」寿命が縮んでしまうのです。
そう言われれば、確かに、最終的には良くない状態になりそうです。
でも、子ども達や若者がどんなに姿勢が悪くても、
必死になって注意する人は居ないし、自分自身の姿勢でさえ、
「バレリーナじゃないんだから、そんなに綺麗な姿勢なんかできないよ」
「ずっこけ座りが楽だし」「背中を伸ばしているのは疲れる!」
という声が多数派です。
これは、著者が言うように、学校教育できちんと躾けるべき問題のようです。
私自身は10年前に自力整体に出会ってから、
脇伸ばしや骨盤ほぐしが習慣になって、「狛さん、姿勢イイよね」
と言われるようになりました。
意識の上で、「姿勢を良くしよう!」と思っても、
筋肉が凝って縮こまっていたら、背中は伸ばせません。
「スポーツは嫌い」「動くことは苦手」「体のことには無関心」
こういう人が増える一方で、極端な荒技に挑戦する人も居ます。
まさに両極化の中で、国民の医療費を抑え、
心身共に健全な人を増やす施策・政策を望みます。