
同じ著者の「老けない人は何を食べているのか」(2015)の続編です。
時代の進行により、この本にも最近話題の言葉が頻発です。
健康オタクの間では「常識」でも、一般には馴染みが薄い事柄、
知ってはいたけど、ちゃんとした理由を知らなかったこと、
そうは言われてもねぇ・・・という事柄など、
気楽に読めて役に立つ情報満載です。
ただし、私自身が試したわけではないので、
評価は各自、自分で試して、検証してくださいね。
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P.25 血圧が高めの人に、1日大匙1杯の酢が救世主
私自身は血圧が正常(低め)なので、あまり興味がなかったのですが、
気づいてみれば
夫を含め、周囲の親しい人たちは皆、高めだそうです。
著者がお酢を進める理由は、
P.26 お酢を飲んだ時、
お酢の主成分である酢酸が細胞に取り込まれ、
エネルギーとして使われるときにできるアデノシンという物質に
血管を広げる作用があり、血管が広がれば血液は流れやすくなるので
血圧が下がる、というわけです。
しかし、これを実験したのは<お酢のメーカー・ミツカン酢>で、
実験期間は10週間。対象人数が書かれていないことも気になります。
でも、お酢はフツーに台所にあるものですから、
血圧高めでお困りの方は、試してみると良いでしょう。
やり方は簡単。
1日大匙1杯程度のお酢を、料理(酢の物やマリネ、ドレッシング)に加えるだけ。
必ず、血圧を測り続けて、ビフォーアフターを検証してくださいね。