自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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コーディネーション運動 2

2017-09-09 06:00:54 | 図書メモ


昨日ご紹介したコーディネーション運動の書物を見つけました。
タイトルは、

 「子どもの運動神経は ジャンケンゲーム でみるみる育つ」
       東根明人・著  2016/3

著者は医学博士で、ドイツ・ライプチヒ大学に留学し、
そこでコーディネーショントレーニングを学んだそうです。

うぅ~ん、子ども向けじゃあ、ちょいとなぁ~と思いつつ、読んでみました。
何しろ、私のクライアントは高齢者がメインですからね・・・

でも、色々整理されたので、理解は深まりました。
まずは、言葉の定義です。

P.3 コーディネーション運動とは、
   脳の指令を筋肉に伝える働きをする「神経系」に働きかけ、
   それを鍛える運動のこと

P.4 まわりの状況を判断し、頭で思った通りに、
   スムーズに自分の体を動かすことができる力を鍛えることです。

   (中略)コーディネーション運動はもともとアスリート養成のために
   スポーツ科学の研究が進んでいたヨーロッパで発祥した運動で、
   現在では世界の強豪チームやトップアスリートたちの
   トレーニングの中にも広くとりいれられています。

具体的には、子ども同士や親子で行うゲームが紹介されています。
その中で、大人がやっても、高齢者でも楽しめそうなものが
いくつかありました。

例えば、P.78  計算ジャンケン

   ➀親はできるだけ子どもの目線の高さに合わせて、向かい合います。
   グーが1、チョキが2、パーが5などジャンケンの手に対して
   数字を決めたうえでジャンケンをします。

   ②勝ち負けやアイコに関係なく、
   二人が出した手にあたる数字を素早く足し、
   早く答えられたほうが勝ちです。

私も友人や家族とやってみましたが、結構楽しめます。
素早く、パシッと答えを言われてしまえば、文句のつけようがなく、
潔く認められます。

ただし、90代の人と70代の人が対戦するのでは、能力差が有り過ぎて、
多分楽しくないだろうなぁ、と思います。杞憂かもしれませんが……

 
コメント
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