自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 2

2017-09-21 05:54:49 | 図書メモ
現地ガイドさんは二人いて、若い人は<私が知らない映画スター>に似ている!
と、同好のツアーメンバーが言っていました。


P.140 糖質制限食、私もやってみた!

ということで、幕内氏の実践レポートが載っています。
「何でも試してみないと気が済まない性格」だそうです。
私も同じ傾向があります。

でも、その試し方は、あまりにも工夫(やる気)がなく、

  <ハナから、嫌々>という気分が伺えます。

ま、元々「とんでもない理論だ」という思いが強く、
「試してみなきゃ分からないことが有るのかも」という程度では、
食事を楽しむ雰囲気には、ならないと思います。

その試し方は、
「普段通りの伝統食(ごはんが7割を占める)を食べる家族」と同じ食卓で、
ご飯に代わるおかずを自分の分だけ買ってきて、一緒に食べる……

これだけでも、「気が滅入る」ことなのに、
P.141 いつの間にか家族がそれら(自分用の特別なおかず)を食べてしまうから、
   購入した食品に自分の名前を書くようにした……

P.142 半月後、だんだん買い物が面倒になり、(中略)アルコールが増え、
   (中略)ある日、どうしても満足できないため、一口だけご飯を食べ、
   (中略)それが泊まらなくなり、挫折

「何でも試してみる」という場合、
➀先入観なしに行う。
②理論が気に入らないけど、やってみる。
③その理論が本当かどうか、興味津々でやってみる。
などなどの気構えで、
結果は随分違うと思います。
*****************

私の場合は、最初から「へぇ~、新しい食べ方!面白そぉ~!」
でも、「好きなモノ・必要と思うモノは食べる!」
「主食の穀類だけ減らしてみよぉ!」というスタンスです。

「主食(澱粉質)を食べられなくて苦しい」という思いは無く、
おかず(実はサラダ)が少し増えただけ……という感じです。

「だからこの本の内容は間違いだ」とは言いません。
やみくもに文字通りの「厳しい糖質制限食ダイエット」をやって
身体を壊す若者たちには、良い<警告の書>だと思います。

なにしろ若者は澱粉が好きだし、子孫を残すためには、それが必要だから、
痩せるために「無理な我慢」をしてはいけないと思います。

ただ、子孫を残すトシを通り過ぎた高齢者は、
糖質を徐々に減らしていっても良いんじゃないの?と、私は思っています。
これは「誰が○○と言っているから」という理由ではなく、
自分自身の経験や体感からの、ささやかな実感です。




コメント
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