蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

野沢温泉外湯めぐり

2010年10月05日 | 安曇野を離れて
湯ざめしたような9月半ばの話

村内に13の湯屋がある野沢温泉
平日であり、夏のシーズンは終わり紅葉まではまだまだ・・・・というわけで閑散とした温泉街の
シンボルは大御所「大湯」
温泉街の中心にある


どの湯屋もおなじだが、野沢温泉は古くから地区ごとに「湯仲間」と称して共同浴場として運営され清掃などの管理をしてきた。
われわれはその浴場をつかわせていただいているのである。
宿泊客はともかく、外来入浴客は入口にあるお賽銭箱にたとえ100円でも喜捨するのが筋だと思う。
その賽銭箱の上には仏像が奉られている。だから賽銭箱(写真撮影するのを忘れた

「大湯」の看板の下に見えるのが薬師三尊仏

長くなるが、観光協会のパンフレットから
湯のまもり仏・・・・大湯にある薬師三尊仏と他十二神将をいう。
薬師如来は人々をさまざまな病苦と救い治癒し、来世までの福徳と利楽を授ける仏様。
日光・月光菩薩を従え薬師三尊といわれる。そして薬師をまもるのが十二神将。これで十三仏。

なぜ野沢温泉にまつられているのか?
薬師如来に大きな仏徳に温泉があることから、奈良新薬師寺の国宝十二神将に範をとった複製品を頂いて一体づつお奉りし湯のまもり仏としている


これでいくつか入湯すればご利益がある?

基本的に泉質は硫黄泉

さて湯めぐりに。
宿泊した宿と同じ引き湯はパスして

入浴したところから
まずは大湯
熱いのなんのって・・・
足から順に心臓へ、数えられないくらい掛け湯して慣らす。自宅の浴槽なら空っぽになりそう。
我が家のお客人が地元の入浴客から聞いた話では、ここは名古屋の篤志家が管理しているそうだ。

滝の湯
滝のそばにあったからと名付けられのか?山際のこじんまりした湯屋
ここの湯も飛び上がるほど熱い。地元の人達は泉質が薄まるとでも思うのか水をささない。
ジャージャーと加水するのは観光客ばかりだ。
うっかり画像なし

真湯
白い湯に黒い湯の花が浮く。地元の人が一人おられたが、断って撮影成功。
湯の花までは無理だった。ここの湯温は、まぁ42度くらいでしょう。


ラッパのマークの焼印がある木桶の湯屋だ


しかし先客の観光客母娘は熱いといって盛んに水を注ぐ


熊の手洗湯
名前のとおり、熊が使っていたという由縁の湯。建物がレトロで郷愁たっぷり・・・
 「また来てくんねがえ」


黒い湯の花が浮いていた
けっこう熱いが問題なく湯船へ。慣れたのか鈍感になったきたのか?


入浴しなかったが、散策ついでに撮影した湯屋

レトロ過ぎて涙もの。十王堂の湯は男湯と女湯の2階建て。
かなり古いから当時はお洒落だったのだろう


松葉の湯
泉質名が長い。含石膏ー食塩・硫黄泉。これは麻釜の湯グループだ


観光に力を入れているらしく、改築した建物も目立つ
一人旅なら全部浸かってくるのだが・・・・

お土産は、大型有名店でなく小じんまりしたかご屋さんで。


籐製品だが編んでいるのは籐の皮で、しんなりとして上品な籠である
コメント (2)
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