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今冬初の低気温
我が家の庭ではない
養老孟司氏「庭は手入れをするもんだ」2012年12月20日 中央公論新社
日本の現況を憂う養老先生には、庭は森であり山である。
元来日本の国土は土と水とに恵まれてるが故に、地震や津波などの自然災害にもめげず森が復旧し、
現在でも国土の7割近くが森林という誇らしい国なのである。
が
今後、石油が枯渇し燃料が足りないとなれば、間違いなく木を伐採し尽くすだろうと懸念している。
だから
今から、森をバランスよく残す森の使い方のルールを作る必要がある。と
そして都市は家、山や森は庭として疲れた体を癒し、庭の手入れをする余裕を持ち、人生が豊になれば・・・と説く
「日本に健全な森をつくり直す委員会」の委員長でもあり、
世界を虫採集で歩く虫屋としての経験から説く諸説はわかりやすい。
55歳で退官後の、精力的な出版物多数。
私にとっては森は里山
時々歩きに行くが、森の荒れようは目を覆うばかりである。
輸入材で”世界の森林を潰した日本”と責められるより、森林業の復活で秩序ある日本の森と材木を育てられるといい。
私は棟梁のおかげで、日本の木で家を建てる(たとえ小さくても)事が出来たことを、改めて喜び感謝している。
身近には大町の企業組合 山仕事創造舎さんの活動が好きです。