蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

エンジン全開

2014年09月09日 | 介助ときどき日誌
おかげさまで母は元気です。

要求が高まり、私はややストレスがたまることもあるが、
親孝行ができるのも今のうちと協力している。

DVD鑑賞にはいたくゴキゲンで、懐かしさに酔いしれる。

「道」のジェルソミーナの純粋な心にうたれ、失って初めて味わう孤独感の哀しみを。
共有しているかの如く・・・・

「ビルマの竪琴」は格安レンタルショップで、三國連太郎と安井昌二もの。
こんな形で私も懐かしく鑑賞できるのは、嬉しい。
雨続きのうっとうしい日々の中、母のベッドに転がって体を休める。
母はソファでキチンと最後まで座っている。

終ると拍手し感想を話したがるので眠れないし、即帰宅というわけにもゆかない。

レンタルDVDなので日本語字幕はないが、それなりに満足して鑑賞しているので作品の選択が広がりそう。
ますます進化するのだろうか?

この勢いで、今年は東京へ墓参に行く計画をしている。
軽量車椅子をレンタルし、タクシーを駆使し、安全に希望をかなえてやろう。
介護用品ショップに相談したら、色違いでこんなタイプがありました。


行程表を作り持参品を自分で揃えるようメモを渡した。
たとえ1泊2日の小さな旅でも、非日常はワクワク感を醸成できると思う。

今頃、なにを着きていこうかと、衣類をあてがい鏡とにらめっこしているはず。
そうだ、嬉しさのあまりお数珠を忘れないよう、持参品リストには赤文字にて示す。

お寺の庵主さんに報告すると、たいそう喜んでくださった。
亡き父が子供のころからのおつきあいだそうだ。

元気といえども今回が最後になるかもしれない・・・・
コメント (2)
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