蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

御嶽山 頂上へ

2018年10月07日 | トレッキング
10月3日
ぐっすり眠りさわやかな目覚め。
午前5時半
北アルプスの槍と吊尾根が見える


八が岳方面に朝焼け


この小屋の素晴らしさは
この立地条件が最高だということ。

オーナーも『一目ぼれで決めました!』
朝食を頂き7時半に「来年の夏の再会を」とお別れしました。

いよいよ頂上へ向かう。
4年前に噴火し多くの犠牲者を出し、いまだ発見されない方も。
胸がキューンと締め付けられます。



登りきると慰霊碑があり、さらに


最後の長い階段は前半40段 後半39段(たぶん)。
映像で見ていた様子と全く違います。
被災されたご遺族の皆さまには、登山経験のない方もいらっしゃるはず。
九合目まででも相当大変です。
さらに頂上までのこの長い階段。
頂上まで行ける日を待ちわびながら、体を鍛えておられたのだと想像できます。



壊れた建物の屋根のトタンが風にたたかれカタンカタンと響き、もの悲しい音がする。


祭壇の前の広場に、山伏さんによるご供養の儀式が始まりました。

偶然に立ち会え厳粛に拝見しました。
青空に居並ぶ祭壇の仏像の中には、頭がない像も何体かあります。


祭壇の右手にある釣鐘は傷んではいるが立っている。


ロープが張られて火口側はみえません。ここの向こう側で噴火が発生し、


灰が積もったままの池に繋がります。


お参りを終え慰霊碑の隣にあるシェルターにも入ってみました。


3基あり、1基に30人が収容できる設計ですが、狭いです。立って時をやり過すことになりますね。


ステンレス製の上下に開閉する椅子が奥行いっぱい、幅40㎝ほどので2本あります。
信仰の山なので高齢の登山者によく会いました。その対策でしょうか?
写真左の壁が噴火口側です。

1時間ほど滞在して下りました。
ナナカマドでしょうか、いい色に染まっています。


8合目の小屋でゆっくり休憩し、ロープウエイ乗り場へと下りました。


来年7月1日が小屋開きのようなので、もう一度登れるといいな。
今年は今日8日が小屋じまい。
二ノ池ヒュッテの元気なおかみさんにまた会いたいです。
息子と同年代の若い方ですが・・・


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御嶽山 二の池ヒュッテへ

2018年10月07日 | トレッキング
10月2日は晴天に恵まれラッキーでした。
エッコラヨッコラ 今夜の宿ヒュッテへの分岐点へ。

やや下り
さらに道なりに下った左側に灰色の池が広がります。
左に見えるのが御嶽山の頂上。


この池はどこへも注がないため、厚く積もった灰が残るこの状態のまま時を経てゆくという。


途中の通路脇にある石

人が二人寄り添っているように見える。

分岐点から10分ほどで二の池ヒュッテに到着。
正面に飛び込んでくる看板は、オーナー高岡さんのご友人作だそうです。


リュックを降ろす。
部屋は個室です。私は若い女性と相部屋でした。
ご夫婦も個室、友人同士でも2人部屋と4人部屋のようでした。
館内の様子は撮影しなかったので、↓こちらの紹介記事をお借りします。
小林千穂さんの「山でわくわく」

降ろす荷物があり、夕方ヘリが降りてくる予定だということで待機してました。


おつかれさまー


小屋のシンボル

この方向は遠くに白山が見える側
夕景


キッチンの入り口上にタルチョ(チベットの祈祷旗)がかかり、嬉しくなりました。

宿泊者は、丸テーブルの豆炭こたつに足を入れ、それぞれの山談義に花が咲いていました。
私のテーブルは7名(男性5名女性2名)
日本百名山を踏破された方と奥方、退職後から登山に目覚めずいぶん大きな山行も、
山口県からの青年も。

夕食には、ヘリの方から頂いたとマツタケが少し入ったごはんでした。


〇〇小屋のトイレには『九条を守れ!』の張り紙が・・・・
◆◆山のトイレには『幽霊が出る』、これは結構有名な話だとか・・・・

いつも夜中に1度トイレに立つ私は、朝までぐっすり寝られたのは幸いだった。
もう一方のテーブルにはたしか6名(女性1名)だったと思う。
ちょっと難しそうな『コンパス~~』が耳に入り、私にはさっぱり。

私には山の武勇談がないので、ラダックのトレキング経験を紹介した。

大きな岩や湿った木の階段などではストックは使えない状況だったので、持参せずによかった。
時々岩を支えた右手に負担はかかったが、腱鞘炎には影響なく無事に山小屋まで来れた。

明日はいよいよ登頂だーーーー

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