蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

匹と尾

2018年10月12日 | 暮らしの積み木
コスモス。いよいよ秋本番です。
かねてから欲しかった「レモン色のコスモス」ゲット!


近頃テレビ局のアナウンサーに、イントネーションと勘違いが多いように感じる。
昔のNHKではずいぶん煩く指導教育されていた。

私の認識不足のほうが問題なのか?
10月12日 6時半からのニュースで「築地営業開始」の中

『大きいマグロ3匹・・・』
従来魚は「尾」と認識していたが、大物では例えば

「数え方の辞典」(小学館)から
まぐろ【鮪】
匹、本、丁、さく、切れ

生きているものは「匹」、水揚げされて商品として取引されるものは「本」で数えます。
頭と背骨を落とした半身は「丁」で、ころと呼ばれるブロック状の肉片を小さく切り分けると「さく」で数えます。
さらに刺身などにする、ひと口大に切り分けたものは、「切れ」で数えます。

とあります。

ではNHK放送文化研究所 発行の
「魚の数え方」【ブリ】を例にとると、
◆頭から尾までそろっているものなら、「匹」や「本」が一般的です。場合によっては、「尾(び)」でもよいでしょう。(切り身なら、「枚」です。)

◆もっと詳しい解説もある。
市場から、ブリが丸ごと売られている様子を伝えるのであれば、「1匹、2匹・・・」と数えるのが一般的です。頭から尾まで魚の形が前部そろっている場合は、「1本、2本・・・」も使われます。(もちろん、切り身であれば「1枚、2枚・・・」となります。)

魚の数え方にはいろいろありますが、最も一般的なのは「匹」で、これは魚が生きていても水揚げされたあとでも使います。
魚が水揚げされて食材として扱われると、その形や性質によって、さまざまな数え方が現れます。ブリやサンマ、カツオ、マグロなど見た目が比較的細長い魚には「本」、ヒラメやカレイなど形が平らな魚には「枚」が使われます。
「1尾、2尾・・・」という数え方は、『数え方辞典』(小学館)には、「主として、釣りの獲物や、鮮魚店等で商品として取引される魚、料理の材料となる魚を『尾』で数える」とあり、高級魚や料理の材料として伝えるときに主に使われます。
また、同じ魚でも、調理法によって数え方が変わるものもあります。アジなど干物にする魚は、もともとは「匹」で数えますが、干物になると「枚」になります。ウナギは、もともとは「匹」や「本」ですが、開いて串に刺せば「串」、蒲焼きは「枚」で数えます。マグロも、丸ごとの状態では「匹」や「本」ですが、解体されていくに従って、「1丁、2丁・・・」(頭と背骨を落とした半身)、「1冊(ひとさく)、2冊(ふたさく)・・・」(短冊状に切り分けたもの)、「1切れ、2切れ・・・」(刺身など)となります。ほかに、サヨリやシラウオなどの細い魚を数える「条(じょう)」や、古くは大きな魚を数える「喉(こん)」(大きな魚を運ぶとき、魚の喉に縄を通して運んだことから)など、日本語には魚を数える助数詞が実にたくさんありますが、一般的には使われなくなったものもあります。
放送では、その魚の状態や形状、調理法、伝える場面や文脈などを考えて、よりふさわしく、わかりやすい数え方を選択するとよいでしょう。

ふ~ん。
こりゃ、日本語は複雑です。

余談
介護の現場で、外国人の応援を求めている昨今。
医療関連の言葉もえらく複雑、日本人でも読めない文字がある。
資格取得のテストに頓挫する人が多いと聞く。

もっと平たくして日常言葉にする施策があればなと思う。
何か問題が起きるのかな?






コメント
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