蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

上棟式の準備(施主の仕事)

2005年04月03日 | モダン古民家建築記
2月28日の晴れ舞台の準備です。
上棟式の主役は施主。仕切るのは棟梁。
100年前の古材を梁に使った立派な建物にふさわしい、古式ゆかしいイベントとなりそうです。
しかしこの段階で説明を聞き、ネットで調べておいたのですが、もうひとつピンとこない想像力欠如の施主でした。

25日(上棟式の3日前)
集めていた5円玉50個(本当は年齢分だそうですが、我々は十倍のご縁とこじつけました)に、こよりを結ぶ。厚手の和紙だったのでうまく出来ないが、妻は指を腫らして懸命に作りました。これは上棟式当日に2階から投げるそうです。



夫は棟札に文字書きをする。棟梁から頂いた原稿を元に、大阪の自宅でお習字よろしく練習を重ねた成果により、立派な札が出来ました。棟梁からは、こんなに丁寧に板書したのは初めてとお褒めの言葉をもらいました。しかし棟札がどのような運命をたどるのか、少しも分かっていませんでした。




厚さ5センチはある古材(赤松)の一部を札にしているのですが、裏側には明治35年の墨書があり100年を越えていることが分かります。
長く家内安心、世界に平和をとの願いが読み取れます。
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